世界一のクリスマスツリーで田中康夫氏が訴えられた件

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世界一のクリスマスツリーで田中康夫氏が訴えられた件

2018-06-15

何度もブログに書いております「世界一のクリスマスツリー」の件です。

Contents

詳しく知りたい人は関連エントリをお読みください。

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田中康夫氏が訴えられた件

田中康夫氏が西畠清順氏に訴えられた件ですが、その裁判が、2018年7月11日10:00より神戸地方裁判所の101号法廷で行われることになった模様です。
詳しくは
#ヤッシー訴えられちゃいました #世界一のクリスマスツリー 「スラップ訴訟」受けて立ちましょう❣
をご覧ください。

私ならこう答弁するよ!

まず、原告の西畠氏が言っているのは名誉棄損です。
なんでも、田中康夫氏が嘘ばっかり言って、西畠氏の名誉を棄損したということのようです。
田中康夫氏が、youtube

で「答弁書に書くこと」を募集してるみたいなので、本当に名誉棄損したの?嘘をついてたのどっちなの?ってことを、「もし、私が訴えられたらこう答えると思う!」って感じで書いてみたいと思います。

ヒノキアスナロではないのか?

原告は「推定樹齢約150年のアスナロの木」であるとしているが、その根拠は全くない。
樹木医などの専門家による「樹齢の鑑定」及び、「アスナロ 学名:Thujopsis dolabrata」(ver.のつく変種ではないこと)であることの検証と鑑定書の提出を求める。

また、推定250年という樹齢は「自然に生育したアスナロ 学名:Thujopsis dolabrata」を元にした推測であるが、この木は球果より、「ヒノキアスナロ 学名:Thujopsis dolabrata var. hondae」である可能性が高い


もし、この木が原告の説明のように「山の中にポツンと生えていたアスナロの木」ではなく、「林業のために植樹」された「ヒノキアスナロ」であれば、管理されているために「アスナロ」よりも成長速度が速い為、あの樹高で樹齢150年の可能性は存在する。
実際に、この木の元の持ち主である山口さんは、
・おじいさんの代まで綺麗に枝打ちされている。
・真っ直ぐな材料を取るために管理されていたので木肌がすごい綺麗。
・だから材木として出されるはずだったと思われる。
証言している。
もし、この木がアスナロではなく、ヒノキアスナロであった場合、原告は木の種類を知らなかったと推測される。
また、山の中にポツンと生えていたなどという発言は虚偽である可能性が高い

※あすなろと銘打って始めたこのプロジェクトの木が、あすなろでなかった場合、そもそもの大前提が覆るため、この鑑定は必須である。

山火事で唯一生き残った木ではない根拠

「近くで山火事があり、この木だけは燃えずに残った奇跡の木」であるとの原告の主張通りだとすると、この木の周りの木が同様の樹高を示していることと矛盾が生じる。
また、この火事が昭和62年11月29日に氷見市一刎での火事であるとすると、当時の新聞には、

午後8時1分頃、一刎の会社員〇〇さん方の1階台所付近から出火、木造一部二階建て住宅約260~265㎡を全焼、午後8時50分頃消し止めた。
氷見署の調べでは〇〇さんの妻〇〇さんがてんぷらを揚げていて目を離した隙になべの油に引火、燃え広がった。
出火当時家にいた家族6人と来客(〇〇さんの知人)2人にけがはなかった。
(翌30日の富山新聞23面、北日本新聞19面より)

と書かれており、山火事などの記載は一切ない
また、この木の元の持ち主である山口さんの奥さんは、「この木の近くの民家でのボヤはあったが、この木の周りが焼けたような火事は聞いたことがない。」と証言している。
これも、原告が「唯一生き残った木としての貴重性」を持たせた虚偽の発言を行っていた可能性が高い。

鎮魂と復興と再生の象徴である根拠がない

このプロジェクトが阪神淡路大震災の鎮魂目的、さらには「復興と再生の象徴」であることを示す根拠が希薄。
主催の神戸市に確認したところ、オープニングセレモニーで「しあわせはこべるように」を歌ったことのみが、鎮魂目的であるとのこと。
復興と再生の象徴であるという記載などは期間中の会場のどこにもなかった。
また、「日本中のみならず世界中へ、未来に向けた希望のメッセージを送った」とする根拠もない。

神戸の市民は、木がかわいそうなんていうことで批判しているのではなく
「鎮魂目的」で移植されたこの木について違和感を感じており、それは新聞記事にもなっております。

【有川浩のエンタメあれこれ番外編】
神戸の巨大クリスマスツリー 「鎮魂」の名の下に二度と対立が起こらぬように

(略)
鎮魂の名の下に対立が起きるというのは、やはり違和感があります。
本来、争う必要のなかった人々だと思います。

鎮魂の「是非」を巡って争うことは、最も鎮魂の志に背くものだと思います。
鎮魂の名の下に対立が起こった。
その事実は主催者が受け止めるべきことで、私たちは粛々と、冷静に、主催者や行政に「支持する理由」「支持しない理由」を伝える。
出現してしまった踏み絵に対して、私たちはそれしかできないのだと思います。
感情的に異論を責め立てることは相手を頑なにさせ、遺恨しかもたらしません。
批判精神が足りないという意見も拝見しましたが、私は鎮魂の名の下に起こってしまった対立を煽りたいわけではありません。
だから、主催者に対しても、行政に対しても、「私は違和感がある」としか言いたくないし、透けて見えるいろんな人のいろんな思惑を責めたくはない。
純粋に鎮魂に協力しようとした人もいるはずで、そうした方々の思いを無為にすることはしたくないし、そうした方々の肩身が狭くなってしまうようなことはしたくない。
僭越であることを自覚した上で怒りを表明したであろう純丘氏のおかげで、違和感は私の中でクリアになりました。
純丘氏が「僭越な怒り」という泥を被ってくださったことに返すべき感謝は、「起こる必要のなかった争い」を煽ることではないと思います。

私はそれより、支持者も不支持者も矛を収められることを願いたい。
だから、批判ではなく「個人的意見」なのです。
私個人は、「問題提起」と称して人の心に争いを引き起こすような鎮魂行事を求めていませんでした。
阪神・淡路大震災を被災・体験した多くの方々もそうではなかったかと思います。
また、東日本や熊本をはじめ、ありとあらゆる地域の震災経験をお持ちの方も、いつかご自分の地に争いを招く鎮魂行事を求めてはおられないと思います。

二度と再び、鎮魂の名の下に対立が起こらないことを祈ります。

支持する人も支持しない人も、自分が何をしたいのかを見つめる必要があると思います。
私は「鎮魂の名の下に起こる対立」が忍びなく、同じ対立の再来を避けたいと思います。
そのために、私の覚えた違和感を、神戸市と西畠清順氏の事務所へお伝え致しました。

・主催者の意図はどうあれ、鎮魂の名の下に対立が起こった。
・その事実は冷静に受け止め、同じ混乱が起きないように、今後は一層の配慮をしてほしい。

神戸市と西畠清順氏が、この意見をどう受け止めるかは、分かりません。
一つだけ確かに言えることは、主催者の姿勢は、いずれ主催者自身に還るということです。
行政も報道も、またこの問題について声を上げた全ての人も同じくです。
時間が全ての人をその行いに応じて審判します。
この文章を書いた私自身も、時間の審判を待ちたいと思います。
(作家)

この原稿を推敲するに当たっては、下記の記事を参考にさせていただきました。
今だから話せる阪神淡路大震災の体験
世界一のクリスマスツリープロジェクトの時系列の年表


続・神戸「世界一のクリスマスツリー」について個人的に思うこと 2017-12-23

神戸市民が、「たやすく鎮魂という名を借りたイベントをしてくれるな!」と訴えているのに対し、原告は、「木がかわいそう」といわれている。と主張を変えて論点をずらそうとしている可能性がある。

液状化土壌への移植について

海水液状化土壌への移植に関しては、阪神淡路大震災時には、実際に埋め立て地であるポートアイランドなどが液状化しているため、「このまま永久に移植(植樹)されるのであれば」液状化による根腐れはあり得る。
写真は阪神淡路大震災当時の液状化したポートアイランド

そもそも、当時、新聞では「植樹される」と報道していたので、この指摘は妥当である。
また、この木は塩に弱く、海風にずっとさらされる場所への植樹は木を大事に取り扱っていないことの証拠でもある。

来場者数について

本イベントは、約一か月間で延べ141万人が来場したとする。
しかしながら、計測員はボランティアの2名だけしか確認できなかった。
本当に数時間で来場する数万人もの客を二人のボランティアで計測できたのか?
計測結果などの根拠の提示を求める。


’16のTDRの入場者数30,004,000からざっくり1パークあたり4万1千人/日平均。
8万人来るとあの広いパークでさえ大混雑らしい。
USJは14,600,000で約4万人/日平均。
一方 #世界一のクリスマスツリー の計25日間での来場者数は1,414,463で、5万6千人/日平均

実際に141万人の人が来ていたとするのであれば、その警備計画は杜撰であったと思われる。
当初の目標が100万人であった可能性が高く、ルミナリエのようにその人数をさばける警備が必要であると考えられるが、実際の警備員はごく少数であり、その人数で余裕で警備できるような人数しか来場していなかった

収支報告について

原告は、「この木のために三億円の借金をした」と言っているが、実際の収支報告を見てみると二億円でしかない。

あとの一億円の使用用途を明示していただきたい。

また原告は、

この木のためにした三億円の借金は「自腹」であり、かつ、「すべてはプレゼント」だ。

とトークイベントなどで何度も発言している。
しかしながら、このお金の出どころや収入先は「そら植物園(株)」であり、西畠氏個人の借金ではない

原告は、この木を100万円~300万円程度で山口さんから自分が購入したとの発言をしている。
しかしながら、実際の木の金額や購入者が誰なのかは収支報告書には明記されていない。

これらの報告がすべてなのであれば、会社のお金を個人で使い込んだ横領か、自腹でやるので応援して欲しい!という虚偽の宣伝によりお金を集めた詐欺に相当する可能性がある。

また、

すべて自腹であるはずの資金が、クラウドファンディングで集めたお金、展望台への入場料、オーナメントの販売料の収益金などが収支として計上されている。

不思議なことに、出店店舗からの収益金は計上されておらず、さらに、オーナメントの配送料がなぜか収益として計上されている。
これらの詳細な収支報告書の明示を求める。

原告は花宇の代表取締役を解任されていた

原告は、2017年10月5日に花宇の代表取締役を解任されていたにもかかわらず、「花宇5代目」としてクラウドファンディングなどにより金員を集めていた。
これは、経歴詐称である。

記念品の贈呈について

クラウドファンディングにおいて、「この木を使用した記念品の贈呈」を約束し、みんなから出資金を集めていたが、それ以降のアナウンスが全くない。

詐欺によるお金集めなのではないのか?
実は私も出資している。


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