世界一のクリスマスツリーprojectについていろいろ聞いてきた
2017-11-30
今回は、世界一のクリスマスツリーprojectについて神戸市にいろいろ聞いてきたので、ご報告します。
え?なんのこと?っていう方は、
世界一のクリスマスツリーがヤバい
ヤバい神戸市の取り組み
を読んでからこのエントリをお読みください。
Contents
神戸市にいろいろ聞いてみた
というわけで、神戸市役所一号館7階にあります、経済観光局の担当者M様にお話を伺いました。
では、順番に聞いたことを報告します。
一問一答
Q:本当にあすなろの樹なのか?
A:あすなろの樹だと聞いています。
Q:あすなろの樹に似た樹木はいろいろあるが、ちゃんと調べたのか?
A:調べていません。
Q:アスナロなら幹の太さ1m、高さ30mとなると樹齢250年を超える天然記念物に指定されるほどの樹のはずだが、それを持って来たのか?
A:この木は天然記念物には指定されていません。
Q:この大きさに育つような樹は、「ヒノキアスナロ」ではないのか?
A:ヒノキアスナロという木なんですか?
Q:昨日の東京新聞のこのプロジェクトの記事は見ましたか?
A:見ていないです。
Q:神戸のクリスマスツリーの樹はあすなろではなくて「ヒノキアスナロ」ではないの?っていう植物学者の見解が載ってましたよ。
A:調べておきます。
Q:そもそも樹の種類もわからないとなると樹齢150年ではないのでは?
A:推定150年だと聞いています。
Q:幹の太さと高さからしたら、樹齢250年以上だという見解があるけども?
A:そうなのですか。
世界一のクリスマスツリー、樹齢150年は嘘で樹齢300年の天然記念物クラスの可能性 参照
Q:仮に、樹齢150年ではないとすると、神戸開港150年と何の関係が?
A:ないですね。でも、150年ということで進んでいるので。
Q:今後、樹齢を正式に調べる予定は?
A:ないです。
Q:フェリシモの作るバングルには、150-year-oldと刻印がなされるが、それは嘘かもしれない?
A:樹齢を調べてないので、ウソかどうかもわかりません。
Q:フェリシモのバングルは木を切りきざんで作るのか?
A:落ちた枝や、剪定した枝を使うと聞いています。
Q:あんな細い枝からそんなにたくさんの2cmの球が取れるのか?
A:数量限定と聞いてます。
Q:その枝からバングルの球はいくつ取れる予定か?
A:聞いていません。
Q:植樹されるのは本当か?
A:植樹式を行い、植樹しました。
Q:一般的に、植樹とは、その後も育てるために地面に植えるものではないのか?
A:今回の植樹は、あの鉢に植えたことを指します。
Q:今後、どこかに植えなおす予定などはあるのか?
A:今のところは未定です。
Q:このままあの場所に放置するのか?
A:あの場所の使用許可はイベント期間だけですので、移動します。
Q:どこへ移動するのか?
A:未定です。
Q:どこでいつ決まるのか?
A:そら植物園が決めることですのでわかりません。
※最新情報によると、西畠清順氏は氷見市の「そらゆめ応援団」に、イベント後のあすなろの木の用途案例を出して欲しいと依頼している模様。後述します。
Q:そもそも、植樹にあたっての根回しはいつからいつまで行われたのか?
A:根回しってなんですか?
Q:植樹する際にあらかじめ根の周りを掘り、新しい細い根を出してあげて、移植した時に根付きやすいようにする作業で、移植する半年から数年前に行われるものです。
A:そうなんですか。知りません。
Q:根回ししていないと、一か月で枯れると、先の東京新聞でも専門家に指摘されているが?
A:わかりません。
Q:この木は山火事によって唯一生き残った縁起の良い木とサイトには書いてあるが本当か?
A:そう聞いています。
Q:調べたところ、そのような山火事はなかったようだが?
A:どうやって調べたんですか?
Q:氷見の大火のことを調べたのと、実際に最近現地に行ってくれた人の報告(*後述します)からそう判断しました。
A;私は現地に行ってないので、わかりません。
Q:ハウステンボスの企画がポシャったから神戸に来たのか?
A:なんですかそれ?
Q:西畠氏が、めざせ!世界一のクリスマスツリー応援コンサートでそう語っているんですが。
A:知りませんでした。あとで調べます。
Q:そもそも、なにが世界一なのか?
A:オーナメントの数です。
Q:現地の看板には、
本プロジェクトの「世界一のクリスマスツリー」とは、人工物ではなく、人が届けた生木のクリスマスツリーとして根鉢を含めた鉢底から葉頂点までの植物体の全長が史上最大、という意味を指します。
と書いてあるが?
A:世界一はオーナメントの数です。
Q:久元市長は世界一の「高さ」のクリスマスツリーと言っているし、あの看板を見た皆さんは、大きさで世界一だと思ってしまうのでは?
A:看板を書き換えます。
動画7:14~
Q:オーナメントが5万枚でギネス達成ということだが本当か?
A:本当です。
Q:あの樹に物理的に5万枚のオーナメントを取り付けることができるのか?
A:オーナメントは、木に直接つけるのではなく、ワイヤーにつけます。
Q:どういう意味か?
A:兼六園の木のように、ワイヤーを貼って、そのワイヤーにオーナメントをつけていきます。
Q:みんなは木にオーナメントがつくと思っているけれども?
A:ワイヤーにつきます。
Q:このクリスマスツリーが阪神淡路大震災の鎮魂でもあるということだが、どういうことか?
A:ルミナリエと絡んだイベントということで、鎮魂の意味を込めたと聞いています。
Q:どういう意味か?
A:ルミナリエとあわせて、このツリーを見られる皆さん一人一人が考えることだと聞いております。
Q:なぜ、鎮魂セレモニーで、ブリの解体ショーを行うのか?
A:なんですかそれ?
Q:最終日のイベントに書かれているのです。ブリの解体ショーと。
A:それは把握しておりません。イベントの一つ一つまでは関わっておりません。
Q:鎮魂という場で、解体ショーっていうのはダメなのでは?
A:イベントとして、皆さんに楽しんでいただけるのであればいいと思います。
Q:「神戸海援隊の鎮魂モニュメント」が、ツリーのせいで正面から見れなくなっているが、どういうことか?
A:あの場所を貸してあるので、そら植物園さんに聞かないとわかりません。
Q:「神戸海援隊の鎮魂モニュメント」にバンド固定していたのはなぜか?
A:どういう意味ですか?
Q:このように、モニュメントにバンドが巻いてあったのだが、許可したのか?
A:そのような報告はうけていません。許可も出していません。調べます。
主催者に電話したけどつながらない!だってさ。えらいことなってるの知ってます?って聞いたら、はい。って言ってました。主催者に伝えて改善します。との事。お役所仕事なので、これ以上はいくら言っても無駄なので、改善されたかどうかはまた見に来ます。 #世界一のクリスマスツリー pic.twitter.com/SRRWjnnZKk
— いいな (@iina_kobe) November 27, 2017
Q:(今はちょっと今は書けない質問。時期が来たら報告します)?
A:そのような報告はうけていません。調べます。
Q:27日からのボランティアが、28日から募集され始めたのはなぜか?
A:どういう意味ですか?
Q;27日からボランティアが開始の予定になっているが、ボランティアの募集が始まったのは昨日(28日)からでした。
A:把握しておりません。
Q:サイトの書き換えやボランティアの募集は誰がやっているのか?
A:そら植物園です。
Q:ボランティア保険は一週間前の名簿の提出が必要なのではないのか?
A:そうです。確認します。
Q:子供とかがテトラポットとか海に落ちる可能性があると思うが、警備もボランティアにさせるのか?
A:この場所は普段から一般開放されている場所なので、そのような危険はないと思います。
Q:イベント時の警備体制の話をしています。一日数万人規模の人が来る予定らしいが、その警備はどうなっているのか?
A:そら植物園が警備の手配も担当しています。
Q;警備体制の書類はあるのか?
A:私は確認していません。
Q:実行委員会に神戸市の経済観光局が入っているのは事実か?
A:事実です。神戸市は、主催の実行委員の中に入っています。
Q:神戸市は主催なのか?
A:そうです。主催の実行委員の中の一つに神戸市も入っています。神戸市は「観光客の誘致など」を担当しています。
Q:神戸市は後援しているのではなかったのか?
A:神戸市は、主催も後援もしております。
Q:実行委員会の議事録はあるのか?
A:私はその委員会に出ていないのでわかりませんが、あると思います。
Q:主催が神戸市であるならば、公文書として議事録があるということか?
A:そうです。
Q:神戸市民は、公文書の公開を希望したら見せてもらえるのか?
A:はい。
Q:では、その公文書である議事録の開示請求をします。
A:わかりました。
Q:神戸市の税金は投入されていないのか?
A:無料ということで許可をしたと聞いていますので、税金は使われていません。
Q:警備体制と、実行委員会の議事録を開示請求して、その他の調べてもらうものは調べていただくということでいいですか?
A:はい。
というわけで、資料が整った段階で連絡をいただくことになりました。
おわり。
氷見の人にいろいろ聞いてみた人がいた
ツイッターを見ていると、氷見の「そらゆめ応援団」事務局長さんにいろいろ聞いてみたkazuy1929 はに丸 @kazuy1929 さんがいたので掲載させていただきます。
感謝。
神戸港に設置中のあすなろの木を送り出した氷見市の「そらゆめ応援団」事務局長さんに、いろいろ詳しくお話聞かせて貰って来ちゃったわ #世界一のクリスマスツリー
— kazuy1929 はに丸 (@kazuy1929) November 29, 2017
富山県氷見市の「そらゆめ応援団」は、まったくの善意の地元有志の集まり。団長として氷見市長の名前があがっているが、これは知り合いから声をかけられ、個人として参加しており、氷見市は関係していない。温かくあすなろの木を送り出したいとの思いから、応援歌を作った。#世界一のクリスマスツリー
— kazuy1929 はに丸 (@kazuy1929) November 29, 2017
氷見市を訪れ話す西畠清順氏の「プロジェクトにかける想い」はHPにあるような内容であり、被災地への鎮魂などの話を絡めたものはない。神戸へ運ばれるあすなろの木はそこで巨大な植木鉢に入れられると聞き、「そらゆめ応援団」は当初から移植されないものとの認識であった。#世界一のクリスマスツリー
— kazuy1929 はに丸 (@kazuy1929) November 29, 2017
氷見市の「あすなろの木」は道路に面し移送し易い場所にあったため選ばれた。それは西畠氏と木の所有者間の話し合いによって。以前、木の横にあった小屋が火事になったが木自体は延焼を免れた。「周りが山火事にあい、唯一生き延びた」は誤り。山中により大きな木は沢山ある #世界一のクリスマスツリー
— kazuy1929 はに丸 (@kazuy1929) November 29, 2017
氷見市「そらゆめ応援団」に参加した園児たちには、神戸港に運ばれたのち「あすなろの木」が移植されるとの話はしていない。そう考えてしまった園児がいたかどうか、個々の気持ちまではわからない。園児たちは純粋に、あすなろの木がクリスマスツリーになる事を喜んでいる。#世界一のクリスマスツリー
— kazuy1929 はに丸 (@kazuy1929) November 29, 2017
氷見市の「あすなろの木」は、本来この土地に生育する種ではないとのこと。地元では「能登の木」などと呼ばれているそう。この木の来歴は比較的はっきりしているようで、お話を聞かせていただきながら、詳細を詳しく辿ることの可能だろう感じた。 #世界一のクリスマスツリー
— kazuy1929 はに丸 (@kazuy1929) November 29, 2017
氷見市から「あすなろの木」を運び出す際には、警察や土木関係、公安などの協力も得て、トレーラー輸送に使用される道路のチェックなど、各所の十分な下調べののちに実施された。「そらゆめ応援団」の、あすなろの木を温かく安全に送り出したいのだという優しい気持ちゆえ。 #世界一のクリスマスツリー
— kazuy1929 はに丸 (@kazuy1929) November 29, 2017
現在「あすなろの木」を送り出した氷見市「そらゆめ応援団」に、西畠清順氏側から、イベント後のあすなろの木の用途案例を出して欲しいと依頼されている。もともと氏は協力へのお礼として氷見市に、舟材であった「あすなろの木」を、なんらかの形で還元したいと話していた。#世界一のクリスマスツリー
— kazuy1929 はに丸 (@kazuy1929) November 29, 2017
「あすなろの木」を送り出した氷見市「そらゆめ応援団」の園児達を神戸港でのイベント期間中に招待したいとの話が西畠氏から出ている。これは「そらゆめ応援団」側にとっても嬉しい申し出であるが今はまだ未定。ぼきとしては園児達に純粋に喜んで貰いたいなって思ってるっす #世界一のクリスマスツリー
— kazuy1929 はに丸 (@kazuy1929) November 29, 2017
火事の件
今回のプロジェクトのサイトには、
今回選んだのは、あすなろの樹。富山県氷見市の山中にあったその樹は、周りが山火事にあい、唯一生き延びた縁起のよい樹です。
このプロジェクトにかける想い そら植物園 代表・西畠清順より抜粋
と書かれています。
たしかに、あすなろの木がとられた富山県の氷見では、今から79年前、大火があった模様です。
氷見の大火
1938年(昭和13年)9月7日付の大阪毎日新聞(夕刊)は、「火勢猛烈、ついに千五百戸焼ける」の見出しで富山県氷見町の火災を報じている。
9月6日午前0時20分頃、富山県氷見郡氷見町下伊勢町の履物店から出火、折からの南東の烈風に煽られ、火はたちまちのうちに燃え広がった。
高岡、伏木、新湊等県下各地から消防組が氷見町に駆けつけ必死に消火活動をするが、火勢は治まらない。
火は約5時間後に鎮火した。
高砂町、地蔵町、川原町と燃え広がり約1500戸を焼き払った。
町役場、警察署、郵便局、南上小学校、図書館、高岡銀行支店、光源寺、光禅寺などが灰燼に帰した。
富山県氷見町の火災―昭和13年より一部抜粋
しかしながら、黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition さんの
世界一のクリスマスツリー、『山火事を唯一生き延びた縁起のよい樹』も後付の可能性?
によると、あすなろの木と、大火のあった市街地は約8kmも離れているとのことです。
つまり、あすなろの木には、この大火はまったく関係のないものであることがわかりました。
さらに、実際に氷見の人にお話を聞きにいかれた上記の kazuy1929 はに丸 @kazuy1929 さんによると、
以前、木の横にあった小屋が火事になったが木自体は延焼を免れた。
「周りが山火事にあい、唯一生き延びた」は誤り。氷見市の「あすなろの木」は道路に面し移送し易い場所にあったため選ばれた。それは西畠氏と木の所有者間の話し合いによって。以前、木の横にあった小屋が火事になったが木自体は延焼を免れた。「周りが山火事にあい、唯一生き延びた」は誤り。山中により大きな木は沢山ある #世界一のクリスマスツリー
— kazuy1929 はに丸 (@kazuy1929) November 29, 2017
ということのようです。
なので、
「周りが山火事にあい、唯一生き延びた縁起のよい樹」というのは、完全に否定されたと思われます。
世界一の高さの件
黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition さんの
世界一の高さのクリスマスツリーではギネス申請しない本当の理由の考察
には、過去に、34メートルの樹が「運ばれて」クリスマスツリーになった事がある記事が掲載されています。
Vatican Receives PEFC Certified Christmas Tree
For the second year in a row, the Christmas tree that will light St. Peter’s Square in Vatican City comes from a PEFC-certified, sustainably managed forest.
This year’s tree, a 34 meter spruce, originates from forests in Alto-Adige in South Tyrol, an autonomous region in Northern Italy.…2年連続でバチカン市の聖ピータースクエアを照らすクリスマスツリーは、PEFC認定の保全管理された森林から来ています。
今年の樹木は34メートルの常緑針葉樹で、北部イタリアの自治区であるサウスチロルのアルトアディジェの森林から運ばれてきました。(以下略)
というわけで、今回の神戸に来たあすなろ?ヒノキアスナロ?は、高さも世界一じゃなかったようです。
また、今回この木が選ばれたのは、「高いから」ではなく、「運び出しやすいところにあったから」というのが理由のようです。。。
氷見市の「あすなろの木」は道路に面し移送し易い場所にあったため選ばれた。それは西畠氏と木の所有者間の話し合いによって。以前、木の横にあった小屋が火事になったが木自体は延焼を免れた。「周りが山火事にあい、唯一生き延びた」は誤り。山中により大きな木は沢山ある #世界一のクリスマスツリー
— kazuy1929 はに丸 (@kazuy1929) November 29, 2017
安全面の件
このあすなろ?の樹は、氷見の人によって、温かく安全に送り出されました。
氷見市から「あすなろの木」を運び出す際には、警察や土木関係、公安などの協力も得て、トレーラー輸送に使用される道路のチェックなど、各所の十分な下調べののちに実施された。
「そらゆめ応援団」の、あすなろの木を温かく安全に送り出したいのだという優しい気持ちゆえ。氷見市から「あすなろの木」を運び出す際には、警察や土木関係、公安などの協力も得て、トレーラー輸送に使用される道路のチェックなど、各所の十分な下調べののちに実施された。「そらゆめ応援団」の、あすなろの木を温かく安全に送り出したいのだという優しい気持ちゆえ。 #世界一のクリスマスツリー
— kazuy1929 はに丸 (@kazuy1929) November 29, 2017
しかしこの企画、あまり安全面が考慮されていないように思われます。
サイトには、
このプロジェクトで清順が掲げたテーマは、“輝け、いのちの樹。“
あすなろは、“風”に花粉をのせ、いのちを未来へつなぎます。ぜひこの世紀のプロジェクトに参加していただければ、
みなさまのメッセージオーナメントは、ロープにつながれ、清順が命綱なしにあすなろの樹へ登って取り付けます。
ぜひ願い事メッセージをご記入いただき、このプロジェクトにご参加いただきたく宜しくお願いいたします。
このオーナメントの数が5万枚を超えると、ギネス世界記録達成となります。
みなさまの想いが集まれば集まるほど、風に揺られるメッセージが増えてツリーの輝きが増す、唯一無二のツリーです。
みなさまのたくさんのご参加をお待しております。めざせ!世界一のクリスマスツリーPROJECT実行委員会 一同
そら植物園 代表 西畠清順
めざせ!世界一のクリスマスツリー PROJECTオフィシャルメッセージオーナメント販売中 より一部抜粋
清順が命綱なしにあすなろの樹へ登って取り付けますと書いてあるのです。
労働安全衛生規則 第九章 墜落、飛来崩壊等による危険の防止
第五百十八条
1.事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く)で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。— 美月綾乃 (@ayano_mitsuki) November 29, 2017
労働安全衛生規則 第九章 墜落、飛来崩壊等による危険の防止
第五百十八条
2. 事業者は、前項の規定により作業床を設けることが困難なときは、防網を張り、労働者に安全帯を使 用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。#世界一のクリスマスツリー— 美月綾乃 (@ayano_mitsuki) November 29, 2017
安全帽(ヘルメット)未着用で作業するのを自負してるのもそうですが
西畠は安全に対する意識がないんです。
現場作業を行う事業者としてもありえないことです。#世界一のクリスマスツリー— 美月綾乃 (@ayano_mitsuki) November 29, 2017
というわけで、命綱なしで木に登るなんてのは、規則違反となります。
また、私のQ&Aでも出てきましたが、警備の内容などが不鮮明です。
これは、公開請求しているので、出てきたら追記します。
ハウステンボスの人にいろいろ聞いてみた人がいた
このあすなろ?の樹は、ハウステンボスの企画が無くなったことで神戸にやってくるようになったという経緯は、世界一のクリスマスツリーがヤバいに書いた通りです。
今回、この件に関して直接知っておられるハウステンボスのヘッドガーデナーさんに、樹木医をしておられる 樹木医みずほ @mizuhoTreeDr さん 木風のブログ がいろいろ聞いてくださっていますので、掲載させていただきます。
感謝。
ハウステンボスで仕事していた友人によると、ハウステンボスからの依頼ではなく、西畠氏からの持ち込み企画だったそうです。関係者はみんな大反対で無しになったそうです。
— 樹木医みずほ (@mizuhoTreeDr) November 28, 2017
私の友人は以前ハウステンボスでヘッドガーデナーをやってました。件のやり取りは直接知ってます。友人も勿論反対でしたが、上司と大げんかになったそうです。
— 樹木医みずほ (@mizuhoTreeDr) November 28, 2017
ハウステンボスではガーデニング W杯というイベントがありまして、数年前のイベントでは、特設会場で「そら植物園展」が開催されました。西畠氏も前夜祭パーティーに招待されていました。その酒席で、自分の展示会と関係なく壇上に上がって「世界一のクリスマスツリーをやるぞー」と叫びだしたんです。
— 樹木医みずほ (@mizuhoTreeDr) November 29, 2017
社長もノリで拳を挙げてしまいました。そこから社員はフォローしなくてはならなくなったのですが… 当時の説明では、北海道の森から切り出す案。当夜、イベントの審査員に北海道の著名造園家もいたので、凄く嫌な顔をされてました。
— 樹木医みずほ (@mizuhoTreeDr) November 29, 2017
調べると、高額の輸送費、園内のアクセスなし、そして決定的なのが、その北海道の森が国立公園内だったので、伐採できない事でした。そこでポシャって友人は安心したそうです。その後のアスナロの下りは、全く知らなかったとのことです。
— 樹木医みずほ (@mizuhoTreeDr) November 29, 2017
いえ、アスナロは、もう、ハウステンボスでは全くあずかり知らぬ状態だと思います。
— 樹木医みずほ (@mizuhoTreeDr) November 29, 2017
ちょっと、当事者ではないので、確実ではないのですが、ハウステンボスでヘッドガーデナーをしていた友人から聞いた話は前出の通りです。そのままコピペしています。
— 樹木医みずほ (@mizuhoTreeDr) November 29, 2017
下記に転載。
許可は出してなかったと思いますよ。輸送料だけで法外な価格で年間予算じゃ賄えない。港に上げたところでアムステルダム広場まで引っ張る重機も方法も解決してなかったから。イベント部でOK出ても社長の決済が降りないのは分かりきった金額でした。っつーか社長と大げんかもしてたし。
— 樹木医みずほ (@mizuhoTreeDr) November 29, 2017
向こうの言い分があるかと思いますが、テンボス側は概ねこの理解とのこと。
— 樹木医みずほ (@mizuhoTreeDr) November 29, 2017
ということで、ハウステンボスから西畠氏へ依頼したのではなく、彼が勝手に言い出したのが原因のようです。
そして、候補の樹が見つかったけども、北海道の国立公園だったので移植の許可が下りず、最終的にはハウステンボスの話は立ち消えたようです。
西畠氏の依頼で、30mの樹を探していた氷見市職員の荒井さんがこのあすなろを発見し、西畠氏に連絡。
西畠氏はハウステンボスに連絡したと言っておりますが、ハウステンボス側は知らないと言っておりますので、これも西畠氏の創作なのかもしれませんね。
そして、一番大きな木ではなく、掘り出しやすい木を今回選択して、神戸に持ってきた。
というのが真相のようですね。
なんかいろんな意味でやばいですね。
このプロジェクトサイトに書いてあることのほとんどがウソだったような。。。気のせいですかね。。。
神戸市にいろいろ聞いてみた2 (2017.12.6追記)
2017年12月5日、またいろいろ疑問が出てきたので、神戸市役所の経済観光局へ行ってきました。
私のブログとツイッターを見ているらしく、話はスムーズに始まりました。
まずは、市側から、前回の質問の回答3つをいただきました。
1.公開請求した議事録などの件
公開請求の件は、神戸市が主催の実行委員会には入っているが、実行委員会の議事録をまだ入手していない。
入手してから公文書かどうかを確認し、公開できるかどうかを決定します。とのこと。
(これについては、今回の質疑後に、「行政文書なんだから、どっちにしても公開されないとおかしい」という指摘をツイッターでいただきました。)
Q:少なくとも、この話がどのように始まって、どのように決定し、実行されたのかを明らかにしてほしい。
A:公文書が公開できなくても、それは明らかにします。
Q:久元市長に直に西畠氏が話を持ってきたのか?
A:そうだとしても、市長の独断で決定はできない仕組みなので、どこの部署がどのように動いたのかは確認して報告します。
Q:西畠氏は3億円借金をしたと言っているが、その予算案なども公開してほしい。
A:確認します。
2.神戸海援隊のモニュメントへのバンド件
神戸市として、このモニュメントへバンドが巻かれていたことを確認しました。
このモニュメントは貸し出していないのできちんと対応します。
次回の実行委員会でも指摘します。とのこと。
今は、音響設備に巻いて、重りを確保しています。
(重り?とかって思いましたが、次に行きました。)
3.今はちょっと今は書けない質問。時期が来たら報告します。の件
現在も調査中です。いつ頃の話かわかりますか?などなど。
全く把握できていないとのこと。
一問一答
Q:本当に神戸市は税金を投入していないのか?
A:このプロジェクトに関して、こうやって私が対応するなどの人件費などは発生しているが、「予算化された予算」はない。
Q:ルミナリエのポスターなどにも書かれてあるが、それの費用は?
A:無料です。
Q:このプロジェクトでのメリケンパークの使用目的は?
A:場所によって違いますがイベント目的です。
Q:キッチンカーなどもあったが?
A:キッチンカーなどは営利目的の出店としての利用料がかかってきます。
Q:総額いくらくらいの利用料なのか?
A:確認します。
Q:それの減免などはあるのか?
A:ありません。
Q:そのお金は神戸市に入るのか?
A:そうです。
Q:どこが払うのか?
A:実行委員会ですが、神戸市を除くどこか、おそらく「そら植物園」が払います。
Q:神戸市は支払わないのか?
Aそうです。
Q:あの樹はヒノキアスナロだということは知っているか?
A:ブログで見ました。
Q:今でも会場では「アスナロ」と書かれているが、訂正はしないのか?
A:そら植物園さんがやっていることなので口出しできません。
Q:実行委員会のメンバーではないのか?
A:神戸市は実行委員会のメンバーですが、観光客の集客が目的であり、事業そのものには関与しておりません。
Q:オープニングで花火があがったのは許可したのか?
A:あらかじめ、使用許可などが出ています。
Q:港湾内またはその近辺でみだりに光を出してはいけないという規則があるが、それもクリアしているのか?
A:わかりません。
Q:あそこはスケボー禁止だが、出展者がスケボーをしていたが、知っているか?
A:知りません。確認して指導します。
Q:安全面は本当に大丈夫なのか?
A:そら植物園がやっていることなのでわかりません。
Q:警備員などもそら植物園が雇っているのか?
A:そうです。
Q:神戸新聞に西畠氏が「ツリーを見るのが嫌な人は見なければいい」と言っていたが、これは実行委員会の総意か?
A:いえ。神戸市は「たくさんの人に神戸に観光に来てほしいと思っている」ので、西畠氏の想いとは異なります。
Q:この発言については放っておくのか?
A:西畠氏がどのような経緯でこのような発言をしたのかがわからないのでわかりません。
Q:神戸新聞に問い合わせることはしないのか?
A:神戸市からはできません。しかし、次回の実行委員会では西畠氏にきちんと伝えます。
Q:なぜ神戸市は実行委員会に入ったのか?
A:年末の時期に、ルミナリエと共に、観光客を誘致できるイベントであること、阪神淡路大震災の「鎮魂」イベントであること、「開港150年」のイベントであることなどからです。
Q:点灯式でも西畠氏は「鎮魂」も「開港150年」についても語っていなかったが?
A:そうなんですか?
Q:動画があるので見てください。この西畠氏の点灯式の原稿は用意できなかったのか?
A:神戸市がメインの主催ではないので、西畠氏の想いを原稿にすることはできません。
Q:「鎮魂」も「開港150年」についても言及しないイベントなのに、許可したのか?
A:12月2日の開会式では久元神戸市長が自ら「鎮魂」と「開港150年」についてお話しされていました。
Q:12月1日の神事には久元市長は来たのか?
A:公務で、来られませんでした。
Q:生田神社の鳥居になるという話は知っていたのか?
A:知りませんでした。
Q:西畠氏は5か月前から生田神社と接触していたといい、神戸新聞は2~3か月前からと報道しているが、どちらが正しいのか?
A:実行委員会の議事録などを見ていないのでわかりません。
Q:ハウステンボスの件は把握しているか?
A:ブログで知りました。
Q:西畠氏のお父さんとの話は?
A:ブログのコメントを見て知りました。
※いいな注:コメントでは、西畠氏の父の情報しか発信していないので不公平ではないのか?という旨のことが書かれておりますが、ここには書けないいろいろな情報を得ております。なので、それをお話ししました。市には納得していただけたと思います。
Q:西畠氏には逮捕歴があると自ら言っているが、そういう人物を選んだのか?
A:過去のことを原因として、イベントなどの申請を断ることはありません。
Q:兵庫県や、矢田市長時代は、ものすごく身辺調査が厳しかったが、今は行っていないのか?
A:そうなんですか?
※過去のいろいろをお話ししました。
Q:山の奥でひっそりとたたずんでいた樹という当初の説明から一転して、倒木の危険があり、危険だから切ってくれと横の住民に言われたからという報道があったが、実際はどうなのか?
A:ブログで知ったぐらいなので、わかりません。
Q:そら植物園には、倒木の危険を確認する樹木医などはいるのか?
A:わかりません。
Q:いないと聞いているが、誰が倒木の危険を確認したのか?
A:わかりません。
Q:西畠氏の話は二転三転したものが多いが、どう思うか?
A:神戸市としてはお答えできません。すみません。
Q:現在、7mの工作物として鉢と展望台の部分だけ申請されているが、事実か?
A:はい。
Q:30mの高さがあるが?
A:生木は工作物には入らない。という見解です。
Q:頂上に、金属の棒などが取り付けてあるが、あれは工作物ではないのか?
A:そうなんですか?
Q:これは工作物だと思うが?
A:確認します。
Q:資料の公開などはどれくらいの時間がかかるのか?
A:1週間から2週間だと思いますが、随時、わかり次第お電話します。
その他もろもろお話してきました。
というわけで、随時連絡をいただくことになりました。
ブログやツイッターもチェックしていただいているようです。
氷見市の人が海浜植物園さんにいろいろ聞いてくれた
有志の https://twitter.com/AkiraKikuchi さんが氷見市の海浜植物園・花みどり推進室の鈴木室長さんに話を聞いてきてくださいました。
【プロジェクトが持ち込まれた経緯について】
(鈴木室長の)前々任の荒井元室長が植物園のリニューアル計画の策定の際に、西畠氏にアドバイスを求めたのが4年ほど前。
その時に世界一のクリスマスツリーになるような大きな木を探しているので氷見にあったら紹介してもらえないかという話があった。
条件としてはまず形が良いこと。
四方から見て奇麗な紡錘型であることが一つ。
高さが30m位あること。
葉を付けたままで搬出できることが条件としてあった。
民家があったところが今は更地になっていて重機が付けられるのでこの木が良いなと思われ、持ち主に交渉して西畠氏が買われた。
いつ買われたかははっきりとわからない。
その時は西畠氏自身の企画だったのかハウステンボスの企画だったのかも分からない。
昨年4月に室長に就任した後、木を掘り出すことになり、寝巻き(根回し)の前に安全祈願祭をするので当時の本川市長に参列してもらえますかと話があり、関係者と一緒にこのときに初めて見に行った。
この時は周りが笹や雑木に囲まれており木の全体のフォルムがはっきり分からないくらいだった。
昨年5月26日の安全祈願祭の時には前の方の雑木が綺麗に取り除かれていたので木の全形が初めて見えた。
この時、一刎の八幡宮の宮司が木に注連縄をつけられた。
その後、注連縄は外されたが、掘り起こす前に2回目の安全祈願祭を行った際に注連縄が付けられた。
だから、この木はご神木ではない。
【山火事で唯一生き残った奇跡の木】
昔、周りにもアテの木が何本か植えられていたそうです。
2軒ほど民家があったが火事で焼け、類焼して他のアテの木が焼けたが、このアテの木が1本だけ残った。
昭和30年代とかいう話で、これは地元の人たちが知っていて、持ち主だった山口さんも言っておられた。
このアテの木は山口さんのおじいさんの代まで綺麗に枝打ちされている。
真っ直ぐな材料を取るために管理されていたので木肌がすごい綺麗。
だから材木として出されるはずだったと思われる。
【高さについて】
氷見市は計測していないので正確な高さはわからない。
【樹齢150年の根拠は?】
わからない。
そら植物園さんが、植えられた時期と木の太さから樹齢150年と言っておられるのでは。
【落ちこぼれの木】
他の地域では材料として使われていないということでヒノキの方が良い、ヒノキには勝てない、「明日は檜になろう」といっているが結局なれない、その木が世界一になるというストーリーで(西畠氏が)使っている。
建築用材としては十分に良い材料として使っている。
ただし他で見ればヒノキより劣るので(西畠氏は)落ちこぼれと言っている。
こちらではヒノキが育たないのでヒノキに代わる材料としてアテの木はよく使われし、ダメな木ではないが、他所ではヒノキが一番と思われている。
【落ちこぼれの木の表記が消えたことについて】
市から要望したのではない。
【天然記念物クラスの木では?】
天然でなくても希少性があれば天然記念物になりうるし、特別な原木のようなすごく大きな木であれば天然記念物として保存されることはあるが、材木として切り出されるための木が天然記念物の対象にはならないだろう。
【二股の木の伝承について】
昔から二股の木というのは結構使われていて、色んな遺跡からY字型の材料が出てくるんです。
大きい石だとか木を起こしたりする時に二股部分に綱を付けて引っ張ると起き上がる、テコに使うための用材が奈良時代とかもっと古い時代で使われていた。
特別な形をしていればご神木として扱われていることもあるでしょうけど、この辺では二股だから伐ってはいけないという伝承はないし、古くから色んな形で使われている。
当初は枝が茂っていて見えなかったが、根巻き(根回し)する時に西畠さんから二股になっていると聞いた。
【下の方の枝振りが寂しい】
本来は大きい枝も全部伐ってしまうが、クリスマスツリーにするため葉を残したいので出来るだけその状態にしていた。
枝先が枯れたりしていたのでで少し剪定した状態。
太い枝が一本垂れ下がっている。
他の木は上向きに束ねたが、この枝だけは曲げられなかったので折れないようにして持って行った。
この枝を伐れば樹形は綺麗になったかもしれないが、できるだけそのままの状態を保った。
【掘り取り】
10月22日、台風の中で行われた。
数日前から掘り取り作業に取りかかっていたので掘り取って木を寝かせるまでしないと倒れてしまうということだったのでしょう。
【ライフライン復旧を15分中断?】 そのような報告は聞いていない。
【運搬について】
県土木事務所や伏木港の公安(公安局?)、警察などにそれぞれ特殊車両の通行許可申請をそら植物園が出している。
どこに行けば良いかということで市が確認を取り、同席した。
【電柱やガードレールを取り外して運搬?】
電柱はなかったがガードレールが味川のところで一箇所だけ。
そこは仮橋を架けて、通行後に復旧してある。費用はそら植物園が出している。
運搬等について住民や市会議員からの反対の声は聞いていない。
【作業の人員】
枝を絞ったりするのに人員が必要とは言っていたが、特殊な作業なので、そら植物園さんの方でやってもらっている職人さんが他県から来られていました。
輸送も特殊な会社。
いくつか地元の業者にも頼んでいたと思うが、その手配も全部そら植物園がした。
【オーナメントの数でギネスに挑戦】
中間審査でそろそろ審査員が来るそうです。
何枚以上でギネス記録になるかわからないが、最終的に付いている数で5万枚を目指すと聞いている。
オーナメントは買っていくだけの人の分もあわせて15万枚ぐらい用意しているみたい。
【オーナメントは木に直接つけなくても良いのか】
わからない。
【オーナメントがとれて飛散している件について】
そういう話は何も聞いていない。
【イベント後の木の扱いについて】
どうされるんですかと前から聞いていましたが、ある程度決まったところで公表しますということだった。
【バングルについて】
もう中止になった。(完全にやめたという認識っぽい)
CFで支援していただいた方に記念としてこの木を使ってお返ししたいと言っておられた。
最初はバングルではなくて願いを込めた数珠のようなものを作ろうかな、大きな木なので他の用途も考えますと言っておられた。
【植樹すると言っていたが?】
「植樹」というのは根が付いた状態の木を持っていって鉢に植えるということ。
根鉢が付いたもので鉢に植えるということを最初から言っており、だから「植樹式」という名前で呼んでいた。
【木の扱いについて】
市から要望を出すことはしていない。
何か案はないですかと言われれば、市の方でも考えておかないといけないとは話している。
木育などの事業もやっているので関連のものでもと。しかし、あくまで西畠さんが買っていかれたので、それをどうこうというのは市からは言えない。
【世界一になる(?)木なのだから残した方が良いのでは?】
あの木は残せない。あの状態で植え付けをするのは難しい。そら植物園は植え付けるということは言っておられない。
(挿し木のこと聞くの忘れてた)
【震災復興・被災者への鎮魂】
批判の声は氷見市役所にも届いているが、そら植物園からは「これは氷見市の方で答えていただくのは申し訳ないことだし、西畠清順の気持ちを直接その方に伝えますので、そら植物園の方に直接聞いてもらってください」と言ってくださった。
【プロジェクトへの市の関与】
氷見市は応援はするけども民間企業がやっていることなので協賛でも後援でもない。助成金も出していない。
2016年6月6日、根回し後の写真です。
支柱ではなくワイヤーで固定されています。 pic.twitter.com/ceBoZftDhn— ひかり@企業アカウント応援中 (@AkiraKikuchi) December 9, 2017
2016年6月13日 pic.twitter.com/9OLAoyEfyP
— ひかり@企業アカウント応援中 (@AkiraKikuchi) December 9, 2017
2016年7月10日、葉が枯れているのが確認できます。 pic.twitter.com/hnKkxJrVm3
— ひかり@企業アカウント応援中 (@AkiraKikuchi) December 9, 2017
2016年8月28日、ワイヤーはこんな感じで巻かれています。 pic.twitter.com/G7AYirBQ7m
— ひかり@企業アカウント応援中 (@AkiraKikuchi) December 9, 2017
2016年10月10日、注連縄の紙垂(しで)は完全にとれています。 pic.twitter.com/SEHEBDKTtU
— ひかり@企業アカウント応援中 (@AkiraKikuchi) December 9, 2017
2016年11月5日 pic.twitter.com/zHit6yB5NP
— ひかり@企業アカウント応援中 (@AkiraKikuchi) December 9, 2017
この写真からも、根回しの半径が小さく、やはり普通の植樹を目的とした「根回し」はなされていないと思われます。
最初から根付かせるという話は一切なかったそうなので、そういうことになりますね。
— ひかり@企業アカウント応援中 (@AkiraKikuchi) December 9, 2017
おわり。
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なんの罪もないアスナロの樹のためにできる事を考えよう。
世界一のクリスマスツリープロジェクトの時系列年表
糸井重里 × 西畠清順 対談トークイベント テーマ:「わぁ、なんて!」文字おこし
世界一のクリスマスツリーが「あすなろの木」じゃなかった件
コメント
バッファロー三郎
世界一のクリスマスツリーがヤバイという記事にブラウザの不具合なのかコメント欄が見当たらなかったのでこちらに書かせていただきます。
まず、西畠清純さんとその父親との確執の話があったのですが、父親側の主張だけ掲載して件のインスタグラムのリンクを貼らないのはフェアじゃないのでは?と思います。
件のインスタグラムでは父親にどういう問題があってどうして「花宇」を辞めるに至ったかが綴ってあります。
鵜呑みには出来ないにしても詳しく書いてある分信憑性はあると思います。
あと、年間何百本も樹の植え変えをしているであろう西畠清純さんが根回しの意味を知らないと言うのは無理があると思います…
言葉を取り違えて覚えているか、それとも素人相手に分かりやすい言葉を選んだのか、どちらにせよ重箱の隅をつつくような話です。
この記事だけかもしれませんが、個人の主観に基づき情報が正しくない場合があると前置きしているにも関わらず、不確かなソースであまりに断定的な口調で批判を繰り返すのは正直、個人攻撃がしたいだけなのかと勘繰ってしまいます。
X
木のこと以外のいちゃもんが、多すぎる印象を受けました。
森林研究者
正直,批判している人が何に対して怒っているのか全く理解できないんですが,何が問題だと主張しているのでしょうか?
樹齢が高いから問題なんですか?可哀想さが樹齢の関数になっているのですか?線形ですか?非線形ですか?可哀想じゃなくなる樹齢の閾値はどこですか?
木の命の大切さってなんですか?間伐された瞬間森の中に放置される木は可哀想なんですか?クリスマスツリーにされるのは可哀想なのに,森に放置された間伐材は可哀想ではないのですか?なぜ人々は「間伐するな」と署名活動しないのですか?
現代の日本人は林業や森林に対する知識があまりにも欠けています。学校で習わないからです。木材の歴史や用途を知らないためか,木に命があるからか,木について何も考えたこともないのに,中途半端にスピリチュアルな存在として考えている人があまりにも多い気がします。木を大切に思ってくれているのは結構だと思います。
林業が衰退した現在,一刻も早く間伐を行って森林を整備しなければならない状況にあります。最も重要なことは,日本人の「木を切ることは環境破壊だ!」というイカれた固定概念を打ち砕き,多くの人に木材に親しんでもらい,木材を消費してくれるように促すことです。山林を自然災害から守って,持続可能な形で管理するためには,間違いなく木を切ることが必要であり,人々が木材を利用する必要があります。「木を切るのが可哀想」と言っているほうが,よっぽど環境に負荷がかかっているのです。
この観点でいうと,木がこのような立派な形で人々の目に触れることは啓蒙活動として非常に良いことですし,その後切られて売られるということは,全く資源の無駄にはなっていませんし,森林のためになっています。
木を切ってクリスマスツリーに利用したことに関して,何が問題なのか教えてください。
iina-kobe
http://iina-kobe.com/entry85/
このエントリをお読みください。
マツ
なんとこのイベントテレビでするとのこと。
嘘ばっかりのイベント
ほんと悔しいです。悲しいです。
以下番組情報
12月17日(日)23時25分放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット)は、放送20年を記念した1時間スペシャル。世界各国を巡って貴重な植物を採集するプラントハンターの西畠清順が出演し、巨木輸送による世界一のクリスマスツリープロジェクトに完全密着する
しょうもな
長々と批判ばかり書く暇があったら、バイトでもしてこの木をあなたが買い取れば??それで批判厨はみんなハッピーでは??