百田尚樹さんの「今こそ、韓国に謝ろう」を読んで

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百田尚樹さんの「今こそ、韓国に謝ろう」を読んで

2017-07-24

先日、百田尚樹さんの 今こそ、韓国に謝ろう という本を読みました。

Contents

知れば知るほど見方が変わる韓国

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私は、10年ほど前に、にちゃんねるの東亜板の記者などをしていたので、タイトルを見た瞬間に、
「ああ、百田さんは弄韓に入ったんだなぁ。」
って思いました。

知れば知るほど○○になる。と言われる韓国ですが、実は韓国は、
知れば知るほど見方が変わる。
という不思議な国なんです。

韓国の見方を表現した図

にちゃんねる掲示板のハングル板や東亜板では、韓国に対する立場をこの図のように表現していました。

説明しますと、まず、ほとんどの人は、韓国って韓流とかあるし、いい国だよね!っていうことで、親韓から入ります。
そして、ちょっと知ってみると、あれ?なんかおかしいぞ?ってことで、「一般ゾーン」の疑韓嫌韓、へと進み、やがては「ベテランゾーン」や、「変態ゾーン」に到達します。
韓国のことをめっちゃ嫌いな人は、「(韓国と)同類ゾーン」に入ったり、韓国大好き!の人は、「(日本から見て)売国奴ゾーン」に入ったりします。
まあ、この図は10年以上前に作られた図なので、今では変わっているのかもしれませんが、だいたいはこういう感じで分類できると思っています。

今こそ、韓国に謝ろう!の趣旨

「弄韓」となった百田さんは、本を書きました。
これが、韓国をもてあそぶような見方で書いた「今こそ、韓国に謝ろう!」です。

この本は、
日本が韓国に対して「良かれと思って」してきた行為は、実は韓国から見たら悪行だったんじゃないの?
っていう解釈でお話が進んでいきます。

この本に書かれているエピソードなどは、にちゃんねる掲示板ではごく普通に知られていた(もちろん、きちんとしたソース付き)ものであり、個人的には改めて知りえたものはほとんどないのですが、韓国という国に対して興味を持ち始めた直後の「一般ゾーン」におられる人々に対してはものすごく刺激が強いものなんだろうなぁ。と思います。

また、どの章もエピソードが簡潔にまとめられて書かれていますので、「一般ゾーン」にいる初心者さんには大変わかりやすいお話となっています。

しかし、「達韓」とかの領域にいる私などからすると、もう少し掘り下げてほしかったように思います。
(まあ、掘り下げるとページ数はいくらあっても足りませんが。。。)

いわゆる従軍慰安婦について

とりあえず、第六章の「慰安婦の問題」のところについてだけ、ちょっとだけ補強しておきます。
(ほかのところも知りたい!って意見があればまた書きます。)

この本には、

当時の日本陸軍大将の月給五百五十円に対して、慰安婦の稼ぎは同じくらいあったと言われています。
(今こそ、韓国に謝ろう 百田尚樹著より抜粋)

と書かれております。
これは事実です。

いわゆる従軍慰安婦は、高給取りでした。
これはたくさんの資料からも判明しております。

ちなみに、私の持ってる[amazonjs asin=”B000J8FCW4″ locale=”JP” title=”戦中派の遺言〈続〉 (1979年)”]という本の「女のラバウル小唄 高安やえ」には、一晩で200や300円を稼ぐのわけなかったわ。
と書いてあります。

しかしながら、実際は終戦間近の支払いは軍票で支払われていました。

*軍票に関しては、日本金融史資料 昭和編』第30巻に収録の「東亜共栄圏内諸地域通貨等ニ関スル参考資料」日本銀行調査局とかを大学生時代に読んで調べていました。

軍票とは

軍票とは、当時の「日本内地で使用されている紙幣」と同じ価値を持つ「軍部が発行した紙幣」です。
当時の戦争の前線には、日本の内地で使用されている紙幣を刷る工場がありませんでした。
しかし、ミャンマーなどに進軍していくにつれ、現地通貨と日本の通貨を合わせる必要がありました。
なぜなら、現地においても使用できる紙幣が必要なのですが、内地からいちいち紙幣を持ってこれないし、そもそも紙幣の「数」が足りなかったためです。

なので、日本軍は、軍独自の紙幣である「軍票」という紙幣を仮の紙幣として、現地で刷って、進軍先の国々で使用していました。

悪貨が良貨を駆逐する

悪貨が良貨を駆逐する。という言葉があります。
これは、質の悪い貨幣が、価値の高い貨幣にとって代わる。という意味です。
詳しく説明すると、

」でできた貨幣と、素材としての価値の高い「」などでできた貨幣が、「同じ額面」で両方とも流通すると、貨幣としての額面上の価値は同じでも「金」としての材質そのものの価値がある貨幣はみんなが手放すのを嫌がるので使用されなくなり、やがて市場には、普通の紙でできた貨幣のみが流通するようになる。

ということです。
紙でできた悪貨(質の悪い貨幣)が、金でできた良貨(質の良い貨幣)を駆逐したようにみえることから、悪いものが良いものにとって代わること。という意味で使用されます。
現在では「悪人(物)がのさばる社会では善人(物)が追い払われる。」という意味で使われます。

軍票はまさに、この「悪貨」でした。

軍票は紙でできていた

軍票は紙でできていました。
日本軍が占領した国々で使用されていた現地通貨(イギリス通貨とか)は、金属とかの紙よりも価値のあるもので作られていました
なので、軍票が現地で流通するようになると、現地通貨がタンス貯金され、日本の軍票が流通するようになりました。
同じ額面でも、材質の良いほうの貨幣が駆逐されたわけですね。

軍票は無価値となった

日本が戦争に負けると、アメリカ軍は、軍票の価値をゼロにしました。
なので、軍票で貯金をしていた人々は、無一文となりました。残ったのはただの紙屑となった軍票でした。

稼いだお金が無くなった理由

金を稼ぐ目的で戦地にまで軍についていった慰安婦の慰安料も当然ながら軍票で支払われていました。
そして、終戦後、それらは負けて紙くずになりました。
もっとも、終戦までに内地に仕送りとして軍票を送って家を建てたり、郵便局に貯金していた慰安婦のお金や財産は残りました。
ソウルに立派な家を建てた朝鮮人の慰安婦も存在します。
戦後、価値がなくなったのは、軍票のみでした。

当然ながら、軍票で支払われていた日本軍兵士のお金も無くなりました。

給料の違いがあった理由

慰安婦は職業売春婦なので、経営者に雇われて働いていました。
そして、経営者との収入配分比率(取り分)は40~60%くらいでした。
親に売られた朝鮮出身の慰安婦は、親に前金が渡されていたので、その支払いが終わるまでは慰安婦自体にはほとんど給料が支払われないというケースもありました。
もちろん、慰安婦本人はそんなことを知らないため、タダ働きさせられたと勘違いしたことでしょう。

朝鮮人慰安婦が低賃金だった理由

また当時は、朝鮮出身の慰安婦は日本人慰安婦よりも低額でした。
これは、ただ単に、朝鮮人慰安婦の人気がなかったからです。
やはり、日本の軍人には日本語のしゃべれる日本人慰安婦のほうがよかったため、日本人慰安婦を選択する軍人が多くいました。
差別じゃありません。

少女像について

また、百田さんの本で取り上げられている「(少女慰安婦だとされている)デタラメな像」は、実は、慰安婦とは全く関係のない少女の像で、むしろ、米軍による強姦事件、もしくは議政府米軍装甲車女子中学生轢死事件のものである可能性があることなど、もっときちんと説明できていれば、「達韓」の域にも達せるのではないでしょうか。。。

米大使館関係では、米軍車両事故で犠牲になった少女の記念碑が反米団体の手で大使館近くの路上に無許可で設置されたことがあるが、数カ月後、「歩行に支障がある」との理由で地元区役所が撤去している。

 ところが日本大使館前の慰安婦像は当初、無許可でしかも外国公館に対する侮辱という国際法違反なのに放置されたままだ。明らかに“日本差別”である。
米国大使館前の反米少女像はNG 日本大使館前の反日少女像はOK 韓国の〝隷米反日〟 ソウル・黒田勝弘 より一部抜粋

慰安婦像の正体とは?

慰安婦の実像

実際の慰安婦はどんなものだったのでしょうか?
昭和34年に製作された映画「独立愚連隊」と、昭和40年製作 東宝映画「血と砂」という日本映画から、慰安婦の実像をご紹介しておきます。

2:30~慰安婦の目的とは?


4:30~慰安婦の仕事は誇り高いものであり、朝鮮人慰安婦も日本国のために働いていた。
6:00~慰安婦と兵隊の関係
7:11~慰安婦への敬意

当時の人の証言を紹介しておきます。

2005年正論1月号 私が見た従軍慰安婦の正体 小野田寛郎より一部抜粋

当時、漢口周辺には約三十三万人という兵力が駐屯していたが、ある理由で全軍の兵士の金銭出納帖を調べた。三分の一が飲食費、三分の一が郵便貯金、三分の一が「慰安所」への支出だった。貯金は給料の僅かな兵士たちにとって嬉しいことではなかったが、上司から躾として教えられている手前せざるを得なかったのが実情だった。私も初年兵として一ケ年、江西省南昌にいたが、食べたいのを我慢して貯金した。

一人の兵士がそれぞれ三等分して使った訳ではないだろうが、人間の三大欲は食欲、睡眠欲と性欲と言われるだけに、貯金を睡眠に置き換えると全く物差しで測った様な数字である。ちなみに当時の給料は兵は一カ月平均十三円程で、その三分の一を約四円として計算すると三十三万人で総額約百三十二万円になる。「零戦」など戦闘機一機の価格は三万円と言われたが、実に四十四機分にも相当する。

サラリーマンの初任給が四十円そこそこの頃だったのだから、経理部の驚くのも無理のない話である。

以上が、私が商社員として約三年半の間、外部から眺め、また聞き得た「慰安所」と「慰安婦」の実態である。

当時書かれたたくさんの本や、戦時中の軍票の価値観、朝鮮半島との関係、当時の軍隊の性事情や法律などなど、たくさん調べてきた私から言わせると、
決して、慰安婦は性奴隷なんかじゃありませんでした。


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コメント


  1. 涼之助

    日本人は『嘘つきは泥棒の始まり』と小さい時から教えられ、嘘をつく事は恥ずべきことと誰もが認識していますが、朝鮮の人達は嘘を世界中に大量輸出し、日本からお金を出させる。
    『嘘つきは泥棒の始まり』とは良く言ったものですね。。
    おそらく私は呆韓なうですw

    Reply


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