自分の中の常識を破壊するには

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自分の中の常識を破壊するには

2017-08-08

世の中には不思議なことがいっぱいあります。
昔の人は、自分が理解できないもの「物の怪(もののけ)」と呼んで怖がりました。

日常に潜んでいる物の怪

例えば、暗い夜道で誰かが後ろをつけてくるような気がする。。。
というときは、 べとべとさんがいるのです。

出典:水木しげる

日本人に妖怪を広く知らしめた水木しげるさんの描く妖怪は、不気味な中に人間らしさも含まれている非常に奥深いものですよね。
妖怪大百科は子供にも大好評です。

最近の子供は、「水木しげる」さんの描く妖怪から「妖怪ウォッチ」の妖怪へとシフトしていて、日常の妖怪も現代風にアレンジされました。

例えば、忘れん帽という妖怪に憑りつかれると、物忘れがひどくなります。

出典 妖怪ウォッチ

最近の小学生の間ではなんでもかんでも妖怪のせい!にしたら解決するようです。
親からしたら困ったものです。

わからないことがあれば人に聞けばよいんだけども。。。

妖怪ウォッチが「物の怪や妖怪」をかわいく描いたことにより、子供たちの物の怪に対する認識はガラッと変わり、親しみやすいものとなりました。

が、それでもリアルに「自分が理解できない不思議なもの」に遭遇するとやっぱり怖いものです。
実際には、幽霊の正体見たり枯れ尾花というように、正体を知ってしまえばどうってこともないものも多々ありますし、大半は科学的に証明できる時代になってきたわけですが、それでもやっぱり怖いもんは怖いです。
頭では「物の怪ではない」とわかっていても、知らないと怖いままなので、「物の怪の正体」を見極めたいと思うのが人間の心理です。
でも一人で調べるのは怖いし、どうやって調べたらいいのかもわからないし。。。
そういう人は、「物の怪の正体を知ってそうな人」に聞いたりして理解しようとします。

意外な回答が返ってくる場合も

しかし、知ってそうな人に聞いた場合でも、ほんとかよ???と疑いたくなるような自分の常識から外れた回答が返ってくる場合があります。
聞いた反面、「それウソだろ!」とも言えず、ましてや聞いた人が偉い人だったら、引き下がるしかないわけです。

大学とかでお金を払って聞いたもの等は、「この人はお金をもらって発言しているんだから、間違いを言うはずがない。」と思い込んじゃったりもします。
しかし、普通の会話の中で「こんなの常識だろ?」くらいの勢いで、「自分の常識では考えられないような内容の返事が返ってきた場合」、大半の人はその話を疑うと思います。

この時、人は、その回答を受け入れるか、拒否するかの判断をします。
論理的に正しいことを理解してから受け入れて、自分の知識とするのが一番いいのですが、考えるのをやめてすべて鵜呑みにして受け入れたり、「あの人はウソを言っている」と考えて受け入れない場合もあります。

自分の常識を変えていくということ

「自分の常識では考えられない回答をきちんと理解して受け入れる」
という作業は、自分の常識を修正して認識しなおすという作業のため、
「脳」「今までの自分の生き方」「プライド」などに少なからずダメージを受けます。
また、「立場的に受け入れることができない」などの社会的な制約もあるため、理解はするけど「受け入れない」も、選択肢としてはありです。
人間だもの。

常識を変えてくれる人を見つける

自分の常識が正しいのかどうかを人に相談するときは、自分よりもはるかに知識を持っている人に相談する必要があります。
同じ知識レベルの人に相談しても、話がスムーズに解決する確率は低いです。

例えば、日本では、「左ヒラメに右カレイ」という言葉が存在します。
左側に目が寄っているものがヒラメ右に寄っているものをカレイ。っていうふうに種を区別しています。
いわば、常識ですよね。

ところが、左に目が寄っているカレイが見つかりました。

「左ヒラメに右カレイ」のはずなのに・・・左に目がある左カレイが発見される(福岡県)

福岡県福津市の日本料理店「花靖はなしょう」で、目が本来とは逆の左側に寄った
“左カレイ”が見つかった。

経営する本松渥美さん(66)は「魚を扱って50年になるが、初めて」と驚いている。

(略)
(2013年3月12日17時47分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130311-OYT1T00230.htm (リンク切れ)

この経営者さん、50年間漁師をしてきて、左に目の付いたカレイを見たことがなかったようです。
みなさん、この記事を見たら、「左に目の付いたカレイは珍しい!」って思うでしょう?

ところが、左に目の付いたカレイなんてたくさんいるんです。
カレイやヒラメは、身体の左右を決定する遺伝子の一つ「Pitx2」 がちゃんと働くかどうかで、眼の位置が変わるんです。
育ってきた環境によって、この遺伝子の発現時期や量が変わるため、アメリカでは50%くらいが左に目の付いたカレイになります。
日本の環境だと、ほぼ100%右のようです。
ただ、日本でも、養殖すると数十%の確率で左カレイになるようです。

本当は日本でのみ通用する「左ヒラメに右カレイ」という言葉を全世界共通の常識だと思っている人は結構います。
しかし、それが世界的に見れば常識でないこと、また、その目の位置ができる仕組みを知っている人っていうのも少なからず存在します。
「知っている人は知っている」という知識ってのはこの世にはたくさんあるんですね。
そういう、常識を覆すようなきちんとした知見に基づいた知識を持っている人と出会えるかどうか?で、人生は大きく変わったりします。

その人のチャンスや壁は、他人には日常だったりする

よく、若い人が「チャンスが来た!」とか、「壁にぶちあたった」とかって言いますよね。
そのチャンスだったり、立ちふさがる壁だったりは、「その人から見たらハードルが高いもの」なだけであって、そのレベルの問題をチャンスとも壁とも思わずに日常的に処理してる人がたくさんいます。

同じレベルの問題でも、人によってとらえ方が全く違うのです。

なので、「自分が壁だと思っている問題」が、「本当に悩むべきレベルの壁」なのか、「社会的には大したことない壁」なのかを見極める必要があります。

それには、知識や経験が豊富な人に聞くのが一番早いです。

「普通の人が日常的に処理しているレベルのチャンスや壁」のために悩むのは時間の無駄だし、「適切ではない人に相談する」のも意味がありません
時間をかけて、自分で頑張ってやってみるのもある程度の「経験」にはなるのですが、どうせやるなら「適切な人にちゃんと適切な意見を聞き、じゅうぶん理解したうえで」やらないと、失敗しても何が悪かったのかもわからないし、成功してもさらに上を目指すために必要な「自分なりのアレンジ」を加えるための基礎も構築できません。

常識を破壊するには、常識以外にたくさんの知識を持っていないとダメ

昔から、若い人の中には、
「俺は基礎なんか学ばなくても常識を破壊してやるぜ!」
っていって大冒険をする人が結構います。
私の周りにもいますが、成功してる人はいませんねぇ。いまのところ。

むしろ、きちんと就職して、基礎を学んでから独立して成功したって人はたくさんいます。
基礎ができてない人が、型破りなことをできるはずがないんです。
常識を破るには、基礎をしっかりと身に付け、そのうえで、常識をもう一度自分の目で見直す必要があるのです。

本当に常識を破りたいのであれば、貴重な経験をたくさんさせてくれそうな人の元で基礎を修行するのが一番の近道ですね。

常識を破壊するには
知らないことは知ってる人にすぐに聞く。
先輩を上手く操って、思う存分に使う。
しったかぶりをせず、素直になる。
基礎をしっかりと身につける。
論理的に未来を妄想して楽しむ。

などが重要ですね。

みなさんも、友達と常識を見直して、一皮むけてみてはどうでしょうか?

メルマガno.197 2017.5.26 発行より加筆修正


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