デマはこうして作られる:実際にあったデマ編 その2

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デマはこうして作られる:実際にあったデマ編 その2

2017-08-05

デマはこうして作られる (鼻血と心筋梗塞 編)
デマはこうして作られる:実際にあったデマ編 その1
の続きです。
( 私のメルマガ2013.5.17 発行no.2を加筆修正して掲載しています。)

東日本大震災における福一事故によって放出された放射性物質に関与し、被災者のストレスの原因となる恐怖心を煽る「デマ」を、実際にあったものを中心に紹介しながら考察していきます。

音楽家 坂本龍一氏のデマ

2011年5月5日

福島小学生が原発放射線で死亡」 坂本龍一ツイッターでデマ「拡散」2011/5/11 20:04

音楽家の坂本龍一さんが、ツイッターで「被ばくした小学生が病院で死亡した」というデマをRT(リツイート)し、ネット上で非難された。
以前、「(呟きの)内容は自分で判断してください」と投稿していたこともあり、「無責任だ」という声が挙がっている。

坂本さんは、2009年からツイッターを始め、2011年5月11日現在、約16万人にフォローされている。
情報ソースは環境保護団体のメーリングリスト
東日本大震災後は反原発の立場から積極的に原発に関する呟きを頻繁に投稿していたが、5月5日、
「本当なら由々しき事態」
として、
「福島から避難した静岡の病院で小学5年生が亡くなりました」
というブログ記事へのリンクを投稿した。

「脱原発の日々」という名前のブログで、福島県の小学校5年生の子どもが、福島第1原発の水素爆発で被爆し、
「鼻出血など放射線障害の急性期症状」
で静岡県の病院で死亡したという内容だった。
情報ソースは環境保護団体のメーリングリストだという。

その後、その日のうちにブログ記事は削除された。
削除理由について、ブログ主は親族のプライバシー保護などのためと説明した。

もちろん、5月11日現在、放射線被ばくが原因で子どもが死亡したという報道はなく、デマだった。
しかし坂本さんのフォロワーは「本当なの?」と冷静な人もいたものの、「いたたまれないです」と真に受けてしまった人も多かった。

音楽会の巨匠、坂本龍一さんのデマです。
誰かから入れ知恵されたのでしょう。
自分は電気自動車の宣伝をしておきながら、電気をつくる原発に反対しております。

坂本龍一氏は「反原発」であり、反原発のものだとなんでも鵜呑みにしてしてしまう人物のようです。
少し考えたらわかるようなことも理解できないのは大人としてもどうかなぁ。とは思います。
また、彼の音楽活動も、手にしているマイクもスマートフォンも、電気によって支えられていると思うのですがねぇ。。。

このようなデマに惑わされてしまう人は、なぜか、芸術関連や音楽関連の人が多いです。なぜでしょうね。。。

福島県双葉郡川内村村議会議員・西山千嘉子氏のデマ

2011/11/6(日)

原発作業員の死亡者数は約4300人。遺族に口止め料3億円。口外すると没収」(リンク切れ)
Twitterでデマ情報が拡散 
11月09日13時54分 提供:EXドロイド

福島県双葉郡川内村村議会議員・西山千嘉子のブログ(魚拓)

情報源不明、だがあり得る話として

今日、ある内部関係者の方とお話した。『原発作業員が百数名、亡くなっていて、遺体は福島県立医科大学に『放射線障害研究用検体』として管理されている話。
福島第一原発で作業員百数名が行方不明は嘘。
瀬戸教授の精一杯の内部告発。たけど現実は、もっと酷かった。
 
作業員死亡者数 約4300人
一遺族への口止め料 3億円
口外したら全額没収

3億以上、払う約束をされた人もいるらしい。
これまでに福一原発で作業した作業員人数、のべ10万人。
その4パーセントが現時点で死亡。
そのほとんどが現場で死亡するのではなく、作業が終わった人が家で亡くなる場合がほとんど。
死因は心筋梗塞、とか。
遺族も口止め料を貰っているので、葬式も出せない。

これに関しては、4300人の遺族にそれぞれ3億円を配り、それが外に漏れないと考える時点で、なぜおかしいと考えられないのかがわかりません。
放射線障害で亡くなった人は解剖されて調べられるので、死体が出てこない。
などのデマもたくさん存在していたので、双葉群の村議会議員であった彼女のデマを信じた人も多くいました。

「福島県の汚染度合いはチェルノブイリの強制避難区域より酷い」というデマ

これは、今現在でも山本太郎氏などの反原発の人がさかんに言っています。
福島の現在(2013.5.17時点)の避難区域は20mSv/年で、チェルノブイリ(ベラルーシ)の避難区域は5mSv/年なので、福島の方が汚染がひどい!というものです。

実は、チェルノブイリで5mSv/年になったのは、事故後5年目の事で、
一年目は100mSv/年
でした。 
ベラルーシにおける法的取り組みと影響研究の概要 参照

また、これはほとんど知られていないようですが、原発事故当時、福一原発から「同心円状に」20km圏内を避難させたのは、「放射線量が多いからではありません。」

当時は、原発の爆発(主に水蒸気爆発)の影響を考えて、「同心円状に」避難させたのです。

それがなぜか、「20km圏内は線量の多い場所」だというふうに認識がすり替わっていったのですね。
ちなみに、実際の放射線量の多い地域は同心円状ではありません。
放射性物質は風によって原発から北側に運ばれ、山にあたって降り注いだので山際の線量が高いのです。
山を越えて拡散した放射性物質は少ないので、川俣などは線量が低い地域となっています。

ちなみに、私が聞いた議員とは、高橋昭一元衆議院議員です。 

今も(2013年4月現在)福一原発から毎日2億4000万ベクレルが大気中に放出され続けている!というデマ

このデマは、日本語を理解できない人東電の発表の文字が理解できなかったことに由来します。

東電の資料
「実際に出ている放射性物質の量は極めて微量と推測できるが、敷地内にある瓦礫からの輻射される線量と、舞い上がったチリ(放射性物質)による線量を、ここ数日の平均値を用いて、すべて合算して、それを原子炉から排出されていると「仮定すると、
毎時2億ベクレルとなる。

この、「仮定すると」の文字が読めない人が、今でも出ている!と言っているだけです。
 参考  「原発から毎時10億ベクレルとか2億ベクレルの放射能が出てるって」を子育てママが理解するまで

また、東電発表のこのpdf にも、

しかしながら、過度に保守的とは考えられるが、測定された放射能のすべてを現時点で原子炉建屋から放出されていると仮定して放出量を求めたところ、一時間当たり約10億ベクレルと評価された。

と書かれており、

実際には、事故当時に地面に落ちた放射性物質や、舞い上がった放射性物質の線量を測っているのだが、その線量がすべて原子炉から今でも出ていると「仮定すると」一時間当たり〇〇ベクレルになりますよ。

という意味です。

もし仮に、100歩譲って、今でも「建屋から」放射性物質が毎日2億4000万ベクレル出ていたとすると、6年経った今では、
2億4000万x365日x6年=5256億Bqの放射性物質が出ていることとなり、原子炉建屋周辺の線量は上がっているでしょう。
しかし、実際は上がっていない。
これはなぜか?出ていないからなんですね。

現みんなの党(2013.5.17当時)川田龍平参議院議員のデマ

 

川田龍平さんは、第168回国会 参議院環境委員会平成十九年十一月二十七日(火曜日)において

 「角砂糖が五個で日本人全員、日本の住んでいる人口全員の致死量、史上最悪の毒性と
言われるこのプルトニウムです。」

と、言っております。

これが、震災後に
プルトニウムは危険だ!
のデマの根源となりました。

「プルトニウムの毒は耳掻き1杯で百万人がガンになる」と、1972年にタンプリンが発表した学説は、その後、様々な論文で否定され、そのような事実はないことが証明され、タンプリン自身もそれを確認してます。

タンプリンは1965年にアメリカのロッキーフラッツ工場で発生したプルトニウムの火災事故で肺の許容量(16ナノキュリー)以上の吸入被ばくをした25名はいずれ全員が肺がんになると予想してました。
1987年の報告書には、その事故でプルトニウムが肺に入って被ばくした人で、この年までに死んだ67名について死因を調査したところ、 肺がんはむしろ低い割合となっています。

否定された学説を、「誰かに吹き込まれて、下調べもせずに」言ったことがデマとなった例ですね。

その他のデマ

このほかにも、「福島の農家はオウムと同じ」と発言した群馬大の早川教授や、水田から電気を!と「電田プロジェクト」や光の道プロジェクトをやるやる詐欺した孫正義氏や、原子炉を石棺にしろ!といった宋文州氏や数え上げればきりがないくらいのデマが横行しておりました。

みなさん、自分で調べる癖をつけて、騙されないようにしましょう。


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