液体ミルクをうまく活用しよう!

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液体ミルクをうまく活用しよう!

2019-03-16

2019年3月11日、日本初の赤ちゃん用の液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」が江崎グリコさんより発売されました!
また、明治からも、乳児用液体ミルク「明治ほほえみ らくらくミルク」が4月下旬に発売されます。

この発売にともない、液体ミルクは「液体ミルクさえあればそのまま乳児に飲ませることができる!」という誤った情報が飛び交っておりますのでご注意ください。
液体ミルクを乳児に飲ませるには、それなりの準備と知識が必要となります!

新米ママさんが誤った情報を鵜呑みにし、いざというときにパニックに陥らないようにするため、この記事を書いております。

災害時の備蓄用外出時などのニーズを想定して開発されたこの液体ミルク、ものすごく売れているようです。
ですので今回は、粉ミルクとの違いや、液体ミルクのメリット、デメリットをまとめておきたいと思います。

あくまでも、現時点でのメリットデメリットなので、もっと良い商品が出れば変わっていくのをお忘れなく!

液体ミルクのメリットと注意点

調乳がらく!

乳児には定期的に授乳する必要があります。
生後三か月くらいまでは真夜中でも2時間おきに授乳しないといけないため、眠くて意識がもうろうとしているなかでの調乳が必要となります。
今までの粉ミルクはお湯で溶かしたり、冷ましたりしなければならず、簡易な調乳法もあまり知られていないため、ものすごい手間でした。
中には、15分もかけて調乳する人もいるようです。。。
参照:【育児】液体ミルクを使ってみた感想「ストレスフリーで感動!」1日で2時間も時短になり荷物も減少! 子供への目配り気配りに余裕ができた

これはつらいっすね。。。

ちなみに私は過去に、1分でできる簡単な粉ミルク調乳法を書いておりますので、よろしければご覧ください。育児のすすめ:ミルクと赤ちゃんを泣き止ませる方法

しかし、液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」は、紙パックにストローを刺して、そのまま哺乳瓶にいれ替えるだけですぐに赤ちゃんにあげれます!
なんという画期的な商品なんだ!!!

粉ミルクの調乳法は、
1.哺乳瓶とニップルを殺菌する。(あらかじめ用意しておけばよいので調乳時には手間はかかりません。)
2.70度以上のお湯で溶かす。
3.40度まで冷ます。
4.授乳する。
5.飲み残しを捨てて哺乳瓶とニップルを洗う。

という過程を踏みます。
ところが、

液体ミルクアイクレオ赤ちゃんミルクは、常温で赤ちゃんに与えることができるため、2と3の手順を飛ばせるのです。

1の殺菌には、コンビの除菌じょ~ずα などを使って電子レンジでチンして殺菌する方法や、熱湯で殺菌する方法、Pigeonの哺乳びん 除菌料などを使用して次亜塩素酸ナトリウムで殺菌する方法などがあります。

殺菌に関しては、使い捨てタイプの哺乳瓶やニップルを使用しない限りは、現在発売されている液体ミルクでも粉ミルクと同様の手順が必要です。

2に関しては、粉ミルクの製造過程ではどうしてもほんのちょっとだけ菌が混ざっちゃうことがあるようで、その菌を殺すために70度以上のお湯で粉ミルクを溶かす必要があります。
液体ミルクでは、この過程も必要ありません。

常温で授乳できる!

3の過程で40度くらいに冷まします。
冷まし方は流水で冷ます、氷水で冷ます、冷水を入れて冷ます。といろいろな方法があります。
ちなみに冷水を入れて冷ますのが一番早いです。

ここが重要ポイントなのですが、新生児や3か月くらいまでの乳児は、ミルクが冷たいと飲みません!

これ、実際に粉ミルクで子供を育てた人なら経験があると思います。
眠い中、せっかく調乳したのに、少し冷ましすぎたら半分も飲んでくれなかった!なんてこともよくあり、その時は作り直しとなります。
これがつらい。。。


逆に、40度くらいだと汗かきながらごくごく飲んで幸せそうに寝てくれます!
ちなみに、粉ミルクは母乳よりも腹持ちがいいので、一度飲んだらそのまま朝まで大丈夫ってこともよくありますので、粉ミルクおすすめです。

4の授乳ですが、液体ミルクは常温でも授乳可能となっております。

実際に私が試したわけじゃないのですが、粉ミルクの経験から、常温じゃ飲まないんじゃね?って思うので、ちょっと湯煎してあっためたほうがいいかもですね。
試してみた方がいたらコメントください!


封を開けたら使い切り

5の飲み残しを捨てて哺乳瓶とニップルを洗うですが、これも重要です。
液体ミルクでも粉ミルクでも、一度液体にしちゃったり、封を開けたら使い切りです。

保存はできません!
もったいないからと保存すると、菌が繁殖して大変なことになります。

日本でなぜペットボトルの牛乳が売られていないのか?は、一度開封して口をつけたら菌が増えるからです。
でも、ペットボトル入りの牛乳だと、ちょっと飲んでフタして置いておくって人が必ず出てくるため、食中毒の可能性が非常に高まります。
だから、置いていないのです。
液体ミルクも同様に、使い捨てであることを覚えておいてください!

もし、災害にあって、ミルクの調達が困難になったら?

備蓄品としての液体ミルク

液体ミルクは未開封の状態であれば、常温保存で半年です。
災害用の備蓄用品としては少し保存期間が短いようです。
現在の乳幼児用の備蓄品としては、絶対に必須なお水、お水を利用して食べられるアルファ化米やおかず、哺乳瓶と吸い口(ニップル)、粉ミルク、紙おむつなどがあります。
哺乳瓶やニップルは使い捨てタイプだと授乳のたびに必要で、おそらく一日に一人で8本くらい使っちゃうので、現在(2019年3月16日)は洗って使うものが備蓄されていると思います。
なので、この場合、液体ミルクも粉ミルクも使用するとなれば洗ったりするためのお水が必須となります。

殺菌された使い捨て哺乳瓶と液体ミルクがあれば、災害時であろうといつでもどこでも(おそらく)授乳可能となるのですが、今後も、備蓄品としては、
・液体ミルクはかさばる。
・使い捨て哺乳瓶もかさばる。
・液体ミルクは水みたいに代用が利かない。
という理由から、粉ミルクと水とがメインで置かれることとなるでしょう。

水の備蓄はないけど液体ミルクと使い捨て哺乳瓶はあるという特殊な状況でもない限りは、粉ミルクからの調乳がメインとなると思います。

ただし、海外で使用されているようなニップル付きの商品が開発されれば、すぐに授乳できるということで備蓄候補リストの上位に来ると思われます。

家庭での備蓄は有効

避難所などの大量の備蓄としては、現時点ではあまり置かれないかもしれませんが、

乳児をお持ちのご家庭では、いざという時のために使い捨て哺乳瓶と液体ミルクの常備をお勧めします!

液体ミルクを使用するにも、使い捨ての哺乳瓶でない限り、水は洗う時などに必須ですので、水、およびお湯を沸かすためのコンロの備蓄もあったほうがいいです。

乳児はミルクの種類が変わると飲まない可能性も

乳児はミルクの種類が変わると飲まない可能性があります。
ましてや、災害などでストレスがかかっているときは、常用のミルクじゃないと飲まないことがあります
もし、液体ミルクを備蓄しておくのであれば、一度飲ませてみて確認したほうがいいと思います。

液体ミルク本体だけじゃ飲ませられない

「液体ミルクは哺乳瓶やニップルなしで飲ませれる!」って考えている人や、「哺乳瓶やニップルの殺菌は必要ない!」って考えている人がたくさんいます。
もし、液体ミルクを備蓄するのであれば、一度、飲ませ方の確認をしておきましょう!

水が無くなったら、とりあえず避難所へ

もし災害が起きて、水が止まったりしたら避難所へ行きましょう!
避難所や公共機関は備蓄が義務付けられていますので、そこで、乳幼児がいることを伝えれば、優先的に粉ミルクとお湯、哺乳瓶がもらえます
水がないからといって、井戸水やそこら辺の不衛生な水をミルクに使用するのは非常に危険ですのでやめましょう。

避難所へ行ったことがない!っていう人は、いざとなった時に、どんな設備があるのかを把握していないと不安だと思うので、一度避難所見学をしておきましょう!

避難所にもきれいな水がない!という場合は?

P&Gさんが、簡易浄水剤というものを作っております。

これは、きれいな水が飲めない発展途上国など用に作られたものですが、なんと30分ほどで土などの汚れのほか、コレラ菌などの水生バクテリアを99.99999%、A型肝炎ウイルスなどの水生ウイルスを99.99%、原虫を99.9%取り除けるらしいです!すごい!

煮沸消毒も必要ないので、お湯も必要ないです!
こんなのも家庭や避難所に備蓄してあったりすれば助かりますね!

そもそも液体ミルクは、被災者の声から生まれた

東日本大震災当時、フィンランドから、「ニップル付きの液体ミルク」の支援物資が届きました。
このニップル付きの液体ミルクは洗浄もいらないし、すぐに飲ませられる!として、大人気となり、被災者は、日本での液体ミルクの開発を望みました。

で、今回、グリコと明治が液体ミルクを作りました!
しかしながら、

この液体ミルクにはニップルがついていない。。。

なのですぐに使えないものとなっております。
被災者の要望はきちんと届いていなかったのか?って感じで、個人的にはがっかりしました。

グリコさんも、

今回たくさんのご要望を頂いている「使い捨て乳首」については、実現のための様々なハードルがあり、当社としては、昨今多発している甚大な自然災害を目の当たりにし、スピード感を持って、一日でも早く社会に出すことが使命との想いで、世界では液体ミルクの容器のスタンダードとなっている、紙パックを採用しました。

将来的には、今回たくさんのご要望を頂いている「使い捨て乳首」も検討していきたいと考えています。
グリコの乳児用液体ミルク、「使い捨てほ乳瓶」の併売提案を検討

と言っているので、ニップル付きの素晴らしい液体ミルクができるその日を夢見たいですね。


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