西畠清順氏からブログの削除依頼が来た件

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西畠清順氏からブログの削除依頼が来た件

巷でまだまだ話題となっています「めざせ!世界一のクリスマスツリー」にというイベントに関してブログを書きましたところ、西畠清順氏の代理人である弁護士さんから、削除依頼が届きました。

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西畠氏から本ブログへの削除依頼が来た

2018年5月1日、本ブログを掲載させていただいているサーバー会社へ、西畠氏の代理人の弁護士さんから削除依頼が来ました。

請求者様:西畠 清順 様
代理人 :コスモポリタン法律事務所
     弁護士 髙橋 喜一様
     弁護士 大竹 康央様

※本件に関しては請求者様の情報を発信者様へ開示することにあらかじめ同意していただいております。とのことです。

西畠氏が削除依頼をしてきた理由

西畠氏が削除依頼をしてきた理由は、「人格権の侵害」でした。

侵害されたとする権利:
 人格権(名誉権、プライバシー権)

侵害されたとする理由:
 削除を求める各記事は、通知人に関する虚偽事実や事実無根の
 誹謗中傷記事、またはプライバシー侵害記事を一般に公開しているものです。

侵害情報が掲載されている場所:
世界一のクリスマスツリーがヤバい
プラントハンター西畠清順氏が世界まる見え!テレビ特捜部に!

 当該記事全体の速やかな削除を請求いたします。

とのことです。
該当する場所は、


ということらしいです。

お返事した内容

しかし西畠氏、7日間以内に返事せよ!と、ゴールデンウィーク中に依頼してくるのって、すごいうざいですよねぇ。。。
しかも、私のメルアドや運営元もブログに書いてあるのに、わざわざサーバ会社を調べて言ってくるあたり、いやがらせ感が満載ですね。
まあ、こういう人にはきちんと正論でお返ししたいと思います。

ゴールデンウィークなんてなかった無敵の私は、速攻でお返事を返しました。

本件は、
西畠清順氏

サーバー会社

サーバー管理者

ブログ管理者(私)

という流れでお話が来ておりますので、サーバー会社さんに、私の回答を送りました。

別紙2に対する回答

・樹齢150年の件
西畠氏のインスタグラムhttps://www.instagram.com/p/BfiyQyZl0Am/に投稿されている画像より年輪を計算すると、131年となりますので、150年ではありません。
そして西畠氏自身も「年輪を見ないとわからないから推測で言った。」と、上記のインスタが撮られた場所(氷見市)や、神戸市でのクローズドなイベントで語っており、しかも、「150年ではなかった」と自ら話しておりますので、樹齢150年は事実ではありません。

・おちこぼれの木の件
あすなろの木を落ちこぼれの木だと言ったのは西畠氏本人であり、たくさんの印刷物にも確認できております。
また、この「世界一のクリスマスツリー」に使用された木は、「あすなろ」ではありませんでした。
これは、博士(理学)の学位を持つ私がきちんと立証しました。
「あすなろの木は、ヒノキより優秀」は事実ではないとおっしゃっておりますが、ヒノキチオールの含有量などはヒノキよりもあすなろのほうが多く、木材としての用途以外でもヒノキよりも優秀です。

・火事で唯一焼け残った木の件
実際に現地のこの木の所有者や奥様に聞いた人がおり、「ボヤは起きたが、木が燃えるような山火事は無かった」と証言を得ております。
また、「世界一のクリスマスツリー」に使用された木の周辺には、同じ大きさの木が何本も立っており、「世界一のクリスマスツリー」に使用された木だけが唯一残ったというのは、周辺の木の大きさからしてもあり得ません。
また、あの木が立っていた地域の当時の新聞にも、山火事があったなどの記載は見られませんでした。

別紙3に対する回答

これらはすべて、Twitterでの発言を集めただけのものであり、人格権を侵害するというのであれば、ツイートをした本人に対して言ってください。ツイートをされている方のアカウントなどは隠しておりません。

以上

もう少し詳しく解説しておきます。

樹齢150年の件

インスタに映っていた木を測定したら、
単管の直径とサインペンの長さから導き出されたこの木の直径は、最大932.1mm 最小660.57mmでした。
そして、この写真から「はっきりとわかる年輪」を計測すると、
107本くらいです。
どう見積もっても151年にはならないと思いますし、伐採された時点で151年生なんだったら、150年じゃないですしね。
ちなみに、写真では、「131」って書かれているようにも見えますよね。。。

そもそも、この木は、ヒノキアスナロであって、アスナロではありません。
また、自然に生えていたんじゃなくて、植林されたものなのです。
黒猫翼さんのブログでの樹齢検証では、「自生しているアスナロ」だということで、樹齢が250年ほどであると推測されていたわけですが、そもそもがアスナロじゃないし、植林されて管理されていたものであるならば成長が著しく速くなるのは当たり前のことですね。

おちこぼれの木の件

法的に問題のある部分の説明」として、

前述の通り、あすなろがヒノキになりたくてもなれない木とされていることは事実であり、「あすなろの木は、ヒノキより優秀」との投稿は事実に反するものです。

と書かれていたのですが、これのどこが法的に問題のある部分なのかがさっぱりわかりませんでした。

まあ、解説しておきますと、
「あすなろがヒノキになりたくてもなれない木とされている」というのは、俗説であり、事実でも何でもありません。
植物園の説明でも、

「明日はヒノキ」から、ヒノキより劣るというのは誤解で、材質はヒノキに勝るとも劣りません。
と書かれておりますね。
むしろ、

「あすなろの木は、ヒノキより優秀」との投稿は事実に反するものです。と断言する理由が聞きたいですね。

西畠氏は、いたるところで、アスナロを落ちこぼれの木として説明してきたので、虚偽の説明を行ったことになりますね。

火事で唯一焼け残った木の件

火事で唯一焼け残った木の件は、本人自らが、矛盾したことを言っております。
2017年10月22日森のいさり火コンサート

1:43:00 「周りの木もデカすぎてあんまり目立たない」と発言
1:44:40 「このアテの木は周りの人に聞くと、なんでこんな大きな木が一本だけ残ったかというと、山火事があって、周りの木が全部焼けて、この木だけが残った」と発言
これは明らかに矛盾ですよね。

2分も経たないうちに、「周りの木もデカすぎてあんまり目立たない木」から、「なんでこんな大きな木が一本だけ残ったか」っていう話になっておりますね。
私なら恥ずかしいですね。。。

そして、唯一焼け残った木という文言は、色々なチラシなどでも見ることができます。

また、この火事の件では、西畠氏に訴えられている田中康夫氏への訴状の中にも書かれておりまして、#ヤッシー訴えられちゃいました #世界一のクリスマスツリー 「スラップ訴訟」受けて立ちましょう❣ には、山火事は昭和62年に起こったものだとされております。

しかしながら、

昭和62年には、そんな山火事は報告されておりません

『氷見市史 第9巻 資料編七 自然環境』 p.102-124「災害年表」にも西畠清順氏の主張する昭和62年に何ヘクタールも焼いた山火事はありません。


氷見市の方は、こういっておられます。

【山火事で唯一生き残った奇跡の木】
昔、周りにもアテの木が何本か植えられていたそうです。
2軒ほど民家があったが火事で焼け、類焼して他のアテの木が焼けたが、このアテの木が1本だけ残った。
昭和30年代とかいう話で、これは地元の人たちが知っていて、持ち主だった山口さんも言っておられた。
0:39 - 2017年12月9日

よって、西畠氏が嘘をついているのは明らかでしょう。

回答書のお返事が来た

2018年5月8日、サーバー会社さんから回答書のお返事がきました。

というわけで、

世界一のクリスマスツリーがヤバい
については、問題なし!
プラントハンター西畠清順氏が世界まる見え!テレビ特捜部に!
については、一部の文言を削除してください。ということでした。
ですので、
プラントハンター西畠清順氏が世界まる見え!テレビ特捜部に!
は、改定しました。
これで、いったん落ち着くと思われます!

しかし、なんでこんな回りくどいことをするのかなぁ。
不思議ですねぇ。

皆様の反応

この件については、Twitterでも様々な反応をいただきましたので、ご覧ください!


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