トリチウム水を海に流すと。。。

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トリチウム水を海に流すと。。。

2017-07-16

2017年7月14日、 東電の川村会長が、トリチウム水を海へ放出する旨を明言しました。

漁業者が反対しているのか?

東電、トリチウム水は海に放出へ 川村会長が明言、漁業者ら反対 共同通信 47NEWS

 東京電力福島第1原発で高濃度汚染水を浄化した後に残る放射性物質を含んだ処理水を巡り、同社の川村隆会長が13日までに報道各社のインタビューで
「(東電として)判断はもうしている」
と述べ、海に放出する方針を明言した。
処理水はトリチウムを含み、第1原発敷地内のタンクに大量に保管されているが、風評被害を懸念する地元の漁業関係者らが海への放出に反対している。

この新聞記事の書き方だと、漁業関係者が

汚染水を流したら海が汚染されるから反対だ!!!」

って言っているように読めます。

が、実は、全く違います

漁業関係者はトリチウム水を流すことに反対はしていない

漁業関係者は、

汚染水を流したら、勉強していない無知な連中が、「汚染水を流したら海が汚染されるから反対だ!!!」 って騒いで風評被害がでるからやめてくれ!

って言ってるんです。

漁業関係者は、生活がかかっているので、ちゃんと勉強しています。
トリチウム水を合法な濃度で流しても、なんら海に影響は出ないことをちゃんと知っているんです。

風評被害を助長する新聞

しかし、これに対して、

東京新聞 原発取材班は、

そんなことしていいんですか?
汚染水を流したら海が汚染されますよ?

っていう、まさに漁業関係者が懸念していた「風評被害」を助長するようなツイートをしました。
漁業関係者はきちんと学んでいるのに、東京新聞の原発取材班は、なんにも学んでませんねぇ。

汚染水は希釈するのが常識

実は私は、原発事故の起こった年、2011年3月30日にこうつぶやいてます。

(ツイログの機能では2011年のツイートが拾えないので、私の2011年のツイートをまとめたbot @117gogoから拾っています。)

当時から、私は、「汚染水は希釈(薄めること)して、海に流せばいい。」って言ってました。

そんなことしたら海が汚染されるじゃないか!!!

って言われても、それはあなたが知らなかっただけで、福一原発事故以前から、普通にトリチウム水は基準値に希釈されて海に流されています
日本も外国も、そうやって流しています。

それでも心配って思ったあなたのために、私のメルマガno.20 2013.9.20発行 を加筆修正して公開しておきます。
6年経って、誰が正しかったのかがわかるでしょうか?
 

どうする?どうなる?汚染水 2013.9.20 no.20

汚染水はコントロールされてる?

9月8日にブエノスアイレスで開かれた国際オリンピック委員会総会で、2020年の夏期オリンピックの東京開催が決まりました。
今回の招致について、招致委員会は、福島第一原発の汚染水問題が投票を得るのに最大の障壁だと捉えていたようです。
安倍総理大臣は福島第一原発の汚染水問題に懸念が出ていることについてプレゼンテーションで、

「状況はコントロールされており、東京に決してダメージは与えない」

と述べました。

これに対し、

汚染水も垂れ流しているくせにコントロールされているとはどういう事だ!

という人が現れ、安倍総理大臣はこの後の質疑でさらに詳しい説明をおこないました。

その説明が、

汚染水による影響は、福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメールの範囲内で完全にブロックされている。
福島の近海で行っているモニタリングの数値は最大でもWHO=世界保健機関の飲料水の水質ガイドラインの500分の1だ。
また、わが国の食品や水の安全基準は世界で最も厳しいが、被ばく量は日本のどの地域でもその100分の1だ。
健康問題については今までも現在も将来も全く問題ない

です。

東京のプレゼンテーションを現地に設けられたメディアセンターで見ていたオランダの記者は

「総理大臣が原発の問題を説明したことで東京が勝つチャンスは上がったと思う」

と評価し、イギリスの記者も

「原発の問題について情熱を持って話をしていたと思う。安全性を保証したことはよかった」

と言っていたらしいです。

ウォールストリート・ジャーナルは開催地が決まる前の9月4日の記事で、汚染水問題について英語のウェブサイトを開設して理解を求めていることや、G20の場で首相が安全だと発言したことなどの例を挙げ、日本の対応に一定の評価を与えました。

結果的に、この「汚染水は問題ない」というアピールが勝利につながったと思われます。

汚染水はコントロールされてる。の誤解

しかし、一部の人は、

「嘘をついてまでオリンピックをやらせたいのか!」
「選手を病気にさせるつもりか!」
「オリンピックをボイコットします!」

という反応を示しています。

例えば、

安倍首相が五輪招致でついた「ウソ」 “汚染水は港湾内で完全にブロック” なんてありえない

水島宏明 | 法政大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター
2013年9月8日 11時44分

2020年の夏の五輪・パラリンピックの開催地が正式に「東京」に決まった。
1964年以来、56年ぶり、2回目の五輪開催。

(略)

「自信と夢を取り戻す」という喜び一色のムードに水を差すつもりはない。
だが、東京開催決定を伝える朝のテレビニュースを見ていて、仰天したことがある。
最終プレゼンテーションにおける安倍首相のスピーチだ。
福島の状況を「The situation is under control」(状況はコントロール下にある)と発言したのだ。

「私が安全を保証します。状況はコントロールされています」。
「汚染水は福島第一原発の0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている」。
「福島近海でのモニタリング数値は、最大でもWHO(世界保健機関)の飲料水の水質ガイドラインの500分の1だ」。
「健康に対する問題はない。今までも、現在も、これからもない」。

東京五輪開催を望んでいる国民が大多数だとしても、首相の発言を聞いて

「おいおい、いくら何でも言い過ぎでは?」

と思った人は少なくないだろう。
福島の人たちや原発事故のその後に注目している人たちからみれば、明らかな「ウソ」があるのだ。

汚染水に関していえば、現在「打つ手がない」ことは明らかだ。

安倍首相が自信満々に言ったことはこれまで東電が汚染水に関して発表してきた事実とも完全に異なる。
安倍首相が言及した福島第一原発の専用港内の「0.3平方キロメートル」は、確かに堤防や水中カーテンで仕切られている。
様々なルートから外洋に出ようとする汚染水をこうした堤防などがどこまでを「完全にブロック」できているものかあやしいものだが、いろいろな議論があるのでここでは問わないことにする。

ちなみに新聞報道などを見る限り、東電も「港湾内と外洋を水が行き来していること」を認めているという。
最近、問題になった地上タンクから漏れた高濃度の汚染水も、もしも流れ出た先がこの「0.3平方キロメートル」ならば、水はひとまず港内にとどまっているように思えるので首相の発言にも多少は根拠があるように聞こえそうだ。
ところが実際には、汚染水が流れ出た先は「0.3平方キロメートルの港内」ではない。
その外の海なのだ。
タンクからの汚染水漏れに関する東電のこれまでの会見によると、地上タンクからの排水路の側面に水の流れた跡があり、そこから高濃度の放射線が観測されていて、そこから水が流れた可能性があることを東電も認めている。
その排水路がつながっている先は「0.3平方キロメートルの港内」ではない。
外の海と直接つながっているのだ。
この点で安倍首相の説明は間違っている。
さらに「完全にブロック」がありえないことは傍証からも明らかだ

(以下略)

はい。
この水島という人の勘違いとねつ造、どこだかわかりますか?

安倍氏:汚染水による影響は、福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメールの範囲内で完全にブロックされている。

が、

水島氏:汚染水は福島第一原発の0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている。

に変わっています。

違いがわかりますか?

影響っていう言葉が抜けてるんですね。

「汚染水」がブロックされているんじゃなく、「汚染水の影響」がブロックされていると言ってるのに、あたかも、

「汚染水そのものの流出」がブロックされている!というふうに勝手に解釈しているわけです。

それ以降、勝手に自分解釈で持論を述べていますが、根拠となる安倍氏の発言をねつ造しているため、その後の話が全てうそとなっております。

汚染水に関していえば、現在「打つ手がない」ことは明らかだ。

という彼の発言に関しても、実は、打つ手はあります。
政府がしていないだけです。
民主党時代にしておけばよかったことをしてなかったのです。

汚染水は希釈すれば無害になる

汚染水は希釈して流せばいいのです。
放射性物質を取り扱ったことのある人ならだれでも持っている常識です。

以前にもお話しましたが、

密室でタバコを吸って煙が充満した場合、換気をして、煙を薄めるのが普通

なんです。
汚染水も一緒です。

希釈して、人体に害の無いレベルまで薄めてから捨てればいいのです。

どこまで薄めればいいか?は、国際的に決まっています。
今回話題となっているトリチウムは、六万ベクレル/リットルまで薄めれば海に流していいのです。
六万です。6ベクレルじゃないです。6万です

しかも、トリチウムのベータ線なんか、水の中では100分の5ミリくらいしか飛びません。
そんなんで被ばくしようって方が難しいんですね。
6万ベクレルのトリチウム水を飲んでしまっても、一日も経てばおしっこでほとんど出ちゃいます。
体内に濃縮なんかしません。
健康被害なんて出そうと思っても出ません。

そういう事を報道せずに、17万ベクレルだから危険だ!とか、言ってるからダメなんですね。
17万ベクレルの汚染水が1トンあったら、海水2トンで希釈して3トンにしたら6万ベクレル以下になります。
もう流せるんですよ。海に。
なんで政府は海に流さないんでしょうねー。謎です。

彼は、
「今も15万人近い福島の人たちが自宅に戻ることができない生活を強いられている。 その人たちの帰還にも影響を与える汚染水の問題」

と言っておりますが、先ほども述べたように、水中では100分の五ミリ、空中でも1mしかとばないベータ線が、福島の避難者の帰還に与える影響はないです。

なぜ福島の避難者の帰還が遅れているのか?

福島の人たちの帰還に影響を与えているのは、年間1ミリシーベルトに!とか言ってしまった民主党です。
この、意味不明な規制の為、福島の人たちは、

健康には何の影響もない帰還できる線量なのに、帰還できない状況

に置かれているのです。

ちなみに、チェルノブイリの規制値は

1年目100ミリシーベルト/年
2年目50ミリシーベルト/年
3から4年目は25ミリシーベルト/年
5年目以降は5ミリシーベルト/年

です。

二年目で1ミリシーベルトなんて基準を出す時点で、民主党は過去の前例を無視しています。
復興が遅れたのは、年間1ミリシーベルトという民主党の呪縛なのです。

他国の反応は?

汚染水に対する一部の国の反応は差別的でした。

東京五輪選手に腕3本描く 仏紙が汚染水風刺画
2013.9.11 21:51

フランスの週刊紙カナール・アンシェネは11日付の紙面で、2020年夏季五輪開催地に東京が選ばれたことと、東京電力福島第1原発での汚染水漏れを関連づけ、腕や脚が3本ある力士などを描いた風刺画を掲載した。
風刺画は計2枚。
1枚は汚染水漏れの影響を分析する記事に付けられた。
腕が3本ある力士と脚が3本ある力士が土俵で向かい合っている場面で、テレビのリポーター風の人物が「フクシマのおかげで相撲が五輪種目になりました」とコメントしている。
もう1枚は、「五輪のプールはもうフクシマに」とのタイトルで、防護服を着て放射線測定機を持った人物2人がプールサイドに立っている。
フランスでは昨年10月、テレビがサッカー日本代表の選手に腕が4本ある合成写真を映し、司会者が「福島の影響」などと発言。
外相が謝罪した。(共同)


http://sankei.jp.msn.com/world/news/130911/erp13091121520005-n1.htm(リンク切れ)

以前、サッカーの川島選手が好セーブを続けたとき、4本腕があるんじゃないか?
との揶揄がフランスの国営放送でなされました。
この時、「福島」という言葉があったため、騒ぎになりました。

「4本の腕では中途半端 日本には千手観音がある」 仏国営放送「福島の影響」にネットが「対抗」
2012/10/16 18:59

フランスの国営放送の情報バラエティー番組で、サッカーのGK川島永嗣選手(29)の腕が4本になるように合成した写真が映し出され、「福島の影響だろう」と司会者が揶揄したことが、日本国内で大きな話題になっている。
   日本政府が抗議したことを受け、批判的な投稿がネットを席巻した。
一方で、「エスプリの国」の挑戦を受けて笑いにかえてしまおうという動きもあって、「千手観音」の画像が出回る事態にもなった。

(略)

福島に関心を寄せる碓井真史新潟青陵大学教授(心理学)はツイッターでこう呼びかけた。
「心無いふくしまジョークや放射能ジョークは、国内でもしばしば耳にする(悪意はないのかもしれないが)。外国を非難するだけではなく、自省したい」

福島くらいの線量じゃ、変異体すら作れない

福島くらいの線量で奇形が作れるんだとしたら、私がやっていた生物学の実験はなんだったんだろう?と思います。

生物学では、遺伝子の機能を調べるために、わざとDNAに変異を入れて変異体(奇形)を作るんですが、

放射線を全身にあてても奇形はできません。
数シーベルト当てても個体が死ぬだけで、奇形はできません。
DNAに傷がつく前に個体が死んでしまうのです。
あくまでも、DNAに変異が入るには、その組織に集中的に数シーベルトの放射線を当てて、個体が生き残っている場合です。
実際の実験動物は小さいので、そんな手間のかかることはせず、普通に、簡単に変異を入れることのできる化学物質を使用します

医療の分野では、500万ベクレルの放射性物質を体内に入れて治療をするなどの手法がたくさんありますので、そんな治療でいちいちDNAに変異が入って病気が悪化してたら、そんな治療、怖くてできません。
あくまでも、医療は病気をよくするために行うのです。
また、たとえDNAに変異が入ろうとも、ほとんどが修復されますので大丈夫です。
(そうはいっても、使用量が莫大なので、一定のガン化は見られます。これは避けれません。)

実際の放射線照射では、個体は小さくなる

まあ、放射線=奇形 っていうのはみなさんがよく思い描くことなのでいちいち訂正したり腹を立ててたらしんどくなるだけですので、「何も知らずにまた言ってるよ。。。」くらいにしか思わないです。

ちなみに、放射線を浴びてDNAに変異が入ったら巨大になる!っていうのは、妄想です。

ゴジラとかで、放射線で大きくなる!って皆さん信じてますが、妄想です。

生き物が大きくなるには細胞の数を増やすか、細胞そのものを大きくするかしないといけません。

細胞を球体と仮定すると、その体積っていうのは4/3πr3で増えます。
重さも増えます。
なので、それを維持するための骨格や皮膚なども大きくしないといけないのです。
それをすべて、一世代の変異で行うのははかなり難しいです。

宝くじを二連続で当てるほうが早いくらいの確率じゃないかなぁ。
実際は、放射線を当てると「小さくなる」変異体のほうが多いです。
小さくなるのは、なにかを捨てればいいだけですから、簡単にできます。


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