高須クリニック院長の提言: 靖國の心をつなぐ若者たちへ
2017-08-15
2017年8月15日、靖国神社において
第三回 靖国の心を未来へ! 感謝の心をつなぐ青年フォーラム
が開催され、高須クリニック院長・医学博士の高須克弥先生が提言を行いました。
特別提言 靖國の心をつなぐ若者たちへ
以下、大まかに書き下ろしました。
私は昭和20年1月22日、空襲下の防空壕の中で生まれました。
当時の日本の冬は寒かったので、低体温症で死にかけました。
幸い、母も祖母も医者でしたので、一命をとりとめました。
その時、父は軍医として出征しておりました。
私の家は100年男が生まれない家で、養子をもらっておりました。
父は五人兄弟で、非常に仲が良く、全員軍医で、「今度会うときは靖国の桜の下で会おう」と言って出征しました。実は私は、僧侶でもあります。
人間というのは二度死ぬと私は思っています。
一度目は、肉体的な死です。
今の若者は、
「死んだら終わり、命が大事。自分が生き残るためには友達を犠牲にしてもいい。」と考えています。
それが正しいと教えている教師がいます。
そういう考え方をする国もあるが、日本は違う。
日本は、集団でお互い助け合って、この島国を繁栄させてきた歴史があります。人間は肉体的な死があっても、実は死なないのです。
みんなの記憶に残っているうちは生きているのです。
靖国に祀られるということは、神になるということです。
神は永遠です。
靖国に来ればおじいちゃんに会える、お父さんにも会える、ひいおじいちゃんにも会える。
会ったことのない、玄孫も来て、おじいさんを讃えてくれるはずです。靖国で会おうっていうのは単なる比喩ではありません。
永遠の命を手に入れるために子孫のために戦おうという志です。
戦後の教育に毒された若者は、「なにを年寄りがたわごとを言ってるんだ」と馬鹿にするが、それは真実です。
現実に、歴史的な人たちというのは肉体的にはなくなっているけど、記憶に残って生き続けている人たちです。いまから「一度頭を洗脳されている人」をもういっぺんクリアにしてインプットするのは大変です。
変な教育に毒されていない若者たち、小学校、幼稚園の子供にこういうことを教えるべきです。
大人はいくら教えてもダメです。
僕たちの頃は、自虐史観が教えられているのでダメです。人間っていうのは実は、この世に生きているようですけど、それは一時的な仮の姿です。
人間は遺伝子の船です。
我々はただ、父親、母親、祖母、祖父、その前の遺伝子を引き継いできて、それを乗り継いで悠久の旅に出ている途中にいるのです。
先祖のことは教えない。功績も教えない。これは、今まで乗ってきた航路のことや船のことを何も教えないのと等しいこと。実は今、我々が生きているのも、靖国の英霊たちのおかげです。
靖国の方々たちの魂、DNAが我々の中にも残っています。実は昨日、殉国七士廟(じゅんこくななしびょう)にお参りしました。
殉国七士廟は、極東軍事裁判でA級戦犯として裁かれて、絞首刑になられた7人の殉国の人たちの廟です。
靖国神社にはこのように大勢の人が来ておられますが、僕の友達を含めて誰もおりませんでした。たぶんDNAの引き合わせだと思いますけども、そこで東条英機大将のお孫さんにたまたまお会いしました。
お孫さんの笑顔を見たら、東条英機が笑っておられる顔にそっくりなんです。
「ああ、東条閣下はここにまで今、船を引き継いでおれれるんだなぁ」と感激しました。
私たちもいずれ、割と早く死にます。
人間はもっても100年くらいです。
「これから乗り継ぐ船に移す遺伝子」こそ、自分たちの本当の姿が映っていくはずです。
英霊は私たちの中に生きています。なんとか、子供たちにこの想いを託して、次の世代に託したいと思います。
ありがとうございました。
人間は遺伝子の船というのはその通りですね。
なぜだか理由はわからないけれども、生き物はその遺伝子を残していくことを目的としております。
そしてその遺伝子は、その種が絶えない限り、生き続けるのです。
恐竜だって、鳥に姿を変えて生き続けているわけです。
日本の歴史や英霊の想いも遺伝子同様、つないでつないで未来へ残すべきたからものなのです。