え?なぜ福田淳一事務次官が辞任?
週刊新潮が13日に、福田淳一財務事務次官が「女性記者」にセクハラ発言したとされる音声を、「財務事務次官のセクハラ音源」として自社のニュースサイト「デイリー新潮」で公開しました。
Contents
これに対して、財務省は、この記事の女性記者に対し「調査への協力のお願い」を要請しました。
しかし、この調査への協力のお願いをに対し、「被害女性の心理的負担になる!」という理由で共産党をはじめとするたくさんの人が抗議しました。
財務省は、セクハラ告発の女性に名乗り出ることを求める調査方法を撤回してください!!
このような署名活動も行われている模様です。
これらの主張は民主的に正当なものなのでしょうか?
セクハラは非親告罪になった
2017年6月23日に公布され、7月13日に施行された刑法改正では、強制わいせつ罪、強制性交等罪は親告罪ではなくなり、非親告罪となりました。
つまり、被害者が告訴しなくても起訴できるようになったわけです。
今回の件では、女性記者とされる人物に対して、福田事務次官と思われる男性が、「おっぱいさわっていい?」のようなセクハラ発言をおこなっている録音データが公開されております。
よって、
この録音データが週刊新潮で記事になったように、福田氏から女性記者に対してのもので、女性記者がセクハラを受けたと認識したのであれば、セクハラ認定されるということになります。
冤罪が増える可能性
しかしながら、一方で、
この録音データが不正なものである場合、加害者は女性記者、被害者は福田事務次官であるということになります。
この問題は、非常に重要な問題をはらんでおります。
それは、
「こいつにセクハラされた!」と言えば、そんな事実がなくても誰でも性犯罪者に仕立て上げることができる。という問題です。
いわゆる冤罪をいとも簡単に作り出せるというわけです。
もし、この録音データが検証もなされず、一方的に、福田事務次官が不利益をこうむるのであれば、これはかなり問題となるでしょう。
音声データの検証が行われた
2018年4月17日、TBSテレビのビビットで、音声データの検証が行われました。
この音声データの分析から分かったことは、
・90%以上、福田氏の音声である。
・男性の楽曲の流れる場所、ホステスのいる店、鉄板焼きとバーテンダーのいるお店という異なる三か所の場所で録音された音源をつなぎ合わせた可能性がある。
ということです。
もし、ホステスのいるお店での会話だとすると、これは女性記者ではなく、ホステスとの会話の可能性が非常に大きいわけです。
さらに、千葉音声研究所の解析では、
週刊新潮が事務次官の発言としてテロップを出した
「予算通ったら浮気するか」
が
「じゃあ(個人名)最後は一緒やね?」
と話しているのではないかとの解析結果が出ました。
そもそも予算が通るのは3月末ですので、4月にとられたとするこの録音データは時系列的におかしいですしね。
これらの結果より、福田氏が本当に一人の女性記者に対してこれらの発言を行ったのか?は非常に疑問です。
また、これらの音声データの検証がなされていることをメディアが全く報じないのもすごく不可解です。
福田氏辞任
こんなさなかに、福田氏が辞任しました。
福田淳一財務事務次官辞任へ
麻生太郎財務相は18日、週刊新潮に女性記者のセクハラ疑惑を報じられた福田淳一事務次官が辞任すると発表した。次官は当面、矢野康治官房長が代行する。麻生氏によると、福田氏から「職責を果たすのが困難になった」との申し出があったという。
福田氏は今月16日、財務省が発表した文書で、セクハラ疑惑を否定した上で、辞任も否定していた。ただ、週刊新潮がインターネット上で福田氏とみられる音声を公開するなど疑惑は晴れておらず、引き続き職責を果たすのは難しいと判断した。
これ、冤罪だったら、週刊新潮や福田氏を辞任に追い込んだ人たちはどう責任を取るんでしょうね。
本当に女性記者がセクハラ発言されていたのなら福田氏が完全に悪いわけですが、もし、フェイクニュースなら。。。
こんなのがまかり通ったならば、いくらでも冤罪は作り出せますね。
次官のセクハラ疑惑で被害者とされる女性記者が「新潮社に騙された。この件で自分が表に出ることはない」と話していることが分かりました。女性記者は朝日新聞社系列の報道機関に所属する女性。報道関係者は「新潮社が公開した音源は、正当なものではない」と話しています。https://t.co/ORn5d7Lxm9
— Real News Japan(RNJ) (@RealNewsJapan) April 18, 2018